スーパー戦隊超決戦
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第十八話 最初の決戦その七
「彼、ドクターマンはな」
「私達の方に入ってもらう」
「そうなる様にだ」
「戦隊側に言いますね」
「賭けてな、こう言って勝負を挑むとだ」
そうすればというのだ。
「奴等は受ける、そしてだ」
「あいつ等は約束を守るからな」
ドレイクも彼等のことを話した。
「だからな」
「それが奴等だからな」
ギルはドレイクにも応えて言った。
「そう言ってだ」
「戦いを挑むな」
「そうだ、そしてだ」
「場所を変えてだな」
「戦いだ」
そうしてというのだ。
「そのうえでだ」
「勝ってな」
「ドクターマンを仲間にする」
「いいことです、ただ」
ここでエンターが言ってきた。
「例え彼を仲間にしても」
「それでもか」
「協力してくれるかどうかはです」
このことはというと。
「わかりませんが」
「そうだよな」
ゼットはエンターのその言葉に頷いて言ってきた。
「何かずっと店の経営に専念していてな」
「他に何かしようと思っていませんね」
「そうみたいだしな」
エンターにも話した。
「だからな」
「仲間になってもですね」
「あんたの言う通りにな」
エンター自身に告げた。
「京食してくれるかどうかはな」
「わからないですね」
「ああ」
まさにというのだ。
「そこはな」
「わからないですね」
「これがな、しかしな」
ゼットはそれでもと話した。
「大きな戦力は持ってるだけでだろ」
「いいですね」
「少なくとも敵の手に渡らないからな」
自分達が持っていればというのだ。
「いいからな」
「その通りだな」
カオスはゼットの言葉に頷いて言った。
「戦力は例え用いずともな」
「自分達が持ってるだけでいいな」
「そうだ、それだけでだ」
まさにというのだ。
「大きい」
「ドクターマンの爺さんが本当にもう何もする気がなくてもな」
ゼットはまた言った。
「俺達の方にいるだけでな」
「いいな」
「戦隊の連中にその頭を使われる心配がないからな」
「そうだ、それだけでだ」
カオスはまさにと述べた。
「違う」
「それでだ」
「ドクターマンは仲間にしないとな」
「宝は持っているだけで宝ですからな」
晦は楽し気に笑いつつ話した。
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