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博士の挑戦状

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第百四十八話

                  第百四十八話  美奈子に話した。
 ブルマの話を聞いてだ、華奈子は美奈子に学校出ブルマについて言った、するとすぐにこう言われた。
「私もね」
「嫌なの?」
「ブルマはね」
 こう言うのだった。
「絶対に」
「美奈子もなのね」
「その娘と同じ理由よ」
「下着そのもののデザインで」
「しかも少し動いたら」
 美奈子はこのことは自分から言った。
「中の本物の下着がね」
「出て見られるから」
「だからね」
 それでというのだ。
「もうね」
「美奈子も嫌なのね」
「それは華奈子もでしょ」 
 華奈子に対して聞き返した。
「穿きたくないでしょ」
「ええ」
 華奈子もこう答えた。
「そう言われるとね」
「そうでしょ」
「あれはないわ」
「半ズボンでいいわ」
 美奈子は彼女にしては珍しく断言した。
「もうね」
「つまり今でいいっていうのね」
「というかどうして昔はブルマだったのか」
 このことがというのだ。
「不思議よ」
「かえって」
「ええ、男の子が半ズボンでね」
「どうして女の子がブルマか」
「そのことがね」
 どうにもというのだ。
「私はわからないわ」
「同じでいいわよね」
 華奈子も聞いて言った。
「言われてみれば」
「そうよね」
「ええ、だからね」 
 それでというのだ。
「どうして同じじゃなかったのか」
「それが問題ね」
「昔はね」
 華奈子にどうにもという顔で言った、そしてここで華奈子に牛乳を出して自分の分もそうしてさらに話すのだった。


第百四十八話   完


                 2024・3・8 
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