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スーパー戦隊超決戦

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第十六話 発見その二十

「何があっても許されるか」
「私もそうしたことはしなかったとか」
「俺は思う」
「私はただ人間が憎かった」
 ドクターマンはかつての自分のことを話した。
「だがな」
「そんな趣味はなかったな」
「命を滅ぼすことは考えてもだ」
 そうであってもというのだ。
「弄ぶことはな」
「そこが違う、そして自分の都合で裏切ったか」
 バスコ達のことを主ぴ出しつつ話した。
「そうしたか」
「記憶にない」
「そうだな、ギアの連中もだな」
 自分が造った者達をというのだ。
「裏切らなかったな」
「そうだった」
「そうならな」
「私はか」
「ましだ、最も腐った悪はな」
「ダグデド達か」
「若しあいつ等が出て来たならな」
 その時はというと。
「俺達が全力で戦ってだ」
「倒すか」
「そうする」
 こう言うのだった。
「絶対にな」
「そう言うか、ならばだ」
 ドクターマンは鳳の言葉を受けて確かな声で言った。
「その様にしてみるのだ」
「出て来たならだな」
「出来れば出て来て欲しくないが」
 それでもと言うのだった。
「出て来た時はな」
「俺達が倒す」
「その言葉の通りになることを期待する、では考えさせてくれ」
「その間護衛をさせてもらうよ」
 またショウが言ってきた。
「宜しくね」
「わかった」
 ドクターマンは頷いた、そうしてだった。
 ドクターマンは戦隊の面々の護衛を受けることになった、それを受けて戦隊の者達も新たな動きに入るのだった。


第十六話   完


                  2024・4・1 
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