スーパー戦隊超決戦
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第十五話 発見その四
「それも遥かに」
「そのことが強みね」
「その強みを活かすことです」
「数は力ね」
「まさに」
その通りだというのだ。
「ですから」
「ではね」
「今すぐ母艦に戻りましょう」
「わかったわ」
エスケイプも頷いた、そうしてだった。
実際に二人はザンギャックの選管に戻って仲間達に話した、すると最初にギルが大喜びでこんなことを言った。
「よし、見付かったも同然だ」
「それは幾ら何でも早いのでは」
エンターはギルに突っ込みを入れた。
「まだ那覇市にいるとです」
「思われている段階か」
「ですから」
そうであるからだというのだ。
「幾ら何でもです」
「こう言うのは早過ぎるか」
「そうかと」
こう言うのだった。
「どうも」
「そうなのか」
「戦隊もいますし」
彼等のことも話した。
「ですから」
「そうだな、ではな」
「総員で、です」
「ドクターマンを探すか」
「そうしましょう」
「よし、ならすぐに行くか」
ゼットも言ってきた。
「那覇市にな」
「そうしましょう」
グリッタも言ってきた。
「ここは」
「そうしような、那覇市とはな」
「意外でしたか?」
「いや、沖縄で一番大きな街だろ」
ゼットはグリッタにだからだと話した。
「いてもな」
「おかしくないですか」
「最もな」
沖縄県の中でというのだ。
「妥当と言えばな」
「妥当ですか」
「そうだろ」
こう言うのだった。
「むしろ」
「そうですね」
グリッタも言われて頷いた。
「言われてみますと」
「ああ、それでな」
「これからはですね」
「シャドーラインもだ」
「総力を挙げて」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「探すか、キラキラしてきたか」
「ゼット様が求めておられる」
「ああ、そうなってきたか」
笑顔で言うのだった。
「ひょっとしたらな」
「そうだとですね」
「いいな」
「まことに。では」
「ああ、皆で那覇市探そうな」
「ドクターマン氏を。ただ」
ここでグリッタはこうも言った。
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