博士の挑戦状
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第百四十一話
第百四十一話 妖精が日本に来て
クラウンのメンバーでティーパーティーを進めながらだった、赤音はクッキーを食べてから仲間達に言った。
「妖精さん達が日本に来てね」
「そうしてなの」
春奈が応えた。
「イギリスから来た人達についてきてみたいだけれど」
「ええ、そうしてね」
赤音は春奈にそのうえでと答えた。
「やっぱりお食事楽しんでるかしら」
「妖精さん達も」
「イギリスから来た人達皆言うでしょ」
それこそというのだ。
「イギリスの食べものってね」
「美味しくないって」
「もうね」
それこそというのだ。
「世界一まずいって」
「それよく言われるわね」
春奈もそれはと応えた。
「イギリスから来た人ってね」
「絶対に言うでしょ」
「イギリスのお料理って酷くてね」
「日本のお料理はね」
「美味しいってね」
こう赤音に言葉を返した。
「言うわね」
「ええ、それでね」
赤音はミルクティーを飲む春奈に話した。
「妖精さん達もね」
「そう言ってるのか」
「どうかってね」
「赤音ちゃん思ってるのね」
「そうよ」
まさにというのだ。
「今もね」
「そうなのね」
「あそこは有名でしょ」
イギリス料理の味はというのだ。
「だからね」
「それでなのね」
「日本に来てね」
「日本ンおお料理を楽しんでいるのね」
「そうじゃない?だとしたらね」
赤音は自分もミルクティーを飲んでから言った。
「嬉しいわね」
「妖精さん達も日本のお料理を楽しんでくれてたら」
「それでね」
「いいのね」
「そう思うわ」
こう言うのだった、そして日本で作られた菓子を食べた。そのお菓子は確かに美味かった。
第百四十一話 完
2024・2・18
ページ上へ戻る