ハッピークローバー
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第百二十五話 応援その四
「一作はね」
「あるものなの」
「妹ネタにしてもね」
こちらもというのだ。
「もうね」
「定番なの」
「そうよ、だからね」
「気にすることないのね」
「そうしたシチュエーションが好きな人もいるのよ」
「そうしたものね」
「だから兄弟がそうしたシチュエーションが入ってる雑誌とか単行本持っていても」
そうであってもというのだ。
「特にね」
「気にしなくていいのね、それなら」
かな恵はこれまでのことを考えて言った。
「私前は弟がお姉ちゃんがヒロインの作品入ってる雑誌持っててね」
「まさかって思ったのね」
「私とそうしたことしたいとかね」
その様にというのだ。
「弟が思ってるんじゃってね」
「ないからね、大体かな恵っちも弟さんに思わないでしょ」
「おむつしてたの知ってる相手に?」
「でしょ?思わないでしょ」
「お風呂上りトランクス一枚でいてね」
明男のことをさらに話した。
「胡座かいてサンデーとかエイト読んでるけれど」
「週刊少年エイトね」
「それね」
かな恵達が通っている八条学園を経営している世界的な企業グループである八条グループの企業の一つ八条出版が出している週刊漫画雑誌である、その発行部数は数百万部にも及んでいる。
「それと週刊少年サンデーがね」
「弟さんの愛読書なのね」
「週刊漫画はね」
「お風呂上り読んでるの」
「アイス食べながらね、そういう場面見てね」
そうしてというのだ。
「何でそうした感情持つのか」
「持たないわね」
「全くないわよ」
「それは弟さんも同じよ」
「家族に思わないのね」
「ぶっちゃけ自分の前でおならした相手にね」
「ああ、思わないわね」
そう言われるとかな恵も納得した。
「家族ならね」
「もう誰でもでしょ」
「そうしたことするわね」
「目の前でね、おならって誰でもするでしょ」
「おトイレと一緒でね」
「それじゃあね」
「何も思わないわね」
「それで思うなら」
それならというのだ。
「かなり特殊よ」
「そう言っていい人ね」
「滅多にいないわよ」
「だから特殊ね」
「そうよ、だから兄弟がそうしたお話が入っている漫画持っていても」
「気にしないことね」
「それで兄弟見て自分に思っていないことがわかったら」
相手のことも話した、実際の。
「もうね」
「安心することね」
「そうよ、というか弟さん貧乳派なの」
「どうもね」
かな恵はあらためてその話をした。
「そうみたいよ」
「世の中そっちもそれぞれね」
「そういうことね」
かな恵はクラスメイトに話してそうしてだった。
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