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博士の挑戦状

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第百二十八話

            第百二十八話  パーティーの準備
 パーティーの準備は華奈子と美奈子が家で紅茶、ティーカップとそれぞれのメンバーのカップを用意してだった。
 他の五人がそれぞれお菓子、クッキーやケーキやシュークリームを盛って来ることになった。それが決まってだ。
 華奈子は美奈子に家で言った。
「いや、ここまでね」
「順調ね」  
 美奈子は笑顔で応えた、今はティーカップの数の確認とパップの準備をしている。パックは百袋以上用意されている。
「カップも奇麗にしたし」
「洗ってね」
「それじゃあね」
「土曜日ね」
「三時になるだけね」
「あたし達はね、当然ね」
 華奈子は美奈子にこうも言った。
「お湯はね」
「ポットに一杯ないとね」
「ええ、牛乳は用意したし」
「レモンもね」
「多分皆ミルクティー飲むけれど」
「レモンティーも飲むでしょうし」
 このことも考えられるからだというのだ。
「だからね」
「レモンも用意したし」
「私達の準備は整ったわ」
「万全ね」
「それじゃあね」
「後は皆が来てくれるだけね」
「ただね」
 美奈子は華奈子に真面目な顔になって話した。
「その日まで健康でないとね」
「風邪ひかない怪我をしない」
「そう、体調がよくないと」
 さもないと、というのだ。
「パーティーもね」
「楽しめないから」
「だからね」
 それでというのだ。
「そこはね」
「ちゃんとよね」
「しないとね」
「駄目ね」
「そう、健康管理には気を付けましょう」
「あたし健康には自信あるけれど」
「それでもね」
 油断せずにというのだ。
「皆で楽しむ為よ」
「それじゃあね」
 華奈子は美奈子の言葉に頷いた、そして実際に健康管理に気を付けてよく寝ることにしたのだった。


第百二十八話   完


                2023・12・31 
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