わんねー あいつに責任とってもらう だけど好きになっただけヤ
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14-3
日曜日はたっ君と久々の図書館デート。あの日以来、恥ずかしくて、学校で会っても意識してしまっていたのだ。だから、座る時もちょっと距離を置いていた。
いつものように、お昼過ぎにたこ焼き屋のおばちゃんのお店に。ベンチはまだ東側に置かれたままで、今日は焼きそばから食べていた。時々、たこ焼きを求めて来る人も居て、私達のは、手が空いた時で良いからと言っておいたから・・。
「この前 市営グラウンドで試合あったんだろう? 勝ったんだってネ その帰りだと思うけど、女の子達が来てくれてネ みゅんのことウワサしてたよー 小さい身体で相手が身体大きいのに勇敢に飛び込んで行って、見てて気持ち良かったって 鼻を擦りむいても平気でー あの刈り上げ カッコ良いんよねー 突っ張ってるみたいだけど、後ろだけ伸ばしてて、しっぽのようでー 猫がさー 熊にぶつかってってるみたいで 可愛いって」
「なんや それ! わたしゃー 野良猫かー」
「だけど、泉希ちゃんって言うんかい? いっつもシャンとしてて恰好良いってよ 一度、来たことあったよね 確かに、すーっとしててきれいな子だったわ それに、あんた等 みんな勉強もできるんだってネ 両立してるのは立派なんだって言ってたなぁー バカはラグビー出来ないんだョって キャッキヤッ騒いでたよ」と、おばちゃんが、やっとたこ焼きを持ってきてくれた時に言っていた。
「ウー やっぱり 泉希かぁー 男の子にも女の子にも あこがれだからなぁー」
「なんだ 親友だろう? ひがんでるのか?」
「そー ちゃうよー みゅうみゅんも泉希が素敵な女の子でうれしいよ」
「みゅうみゅんにはさー 熱烈なファンの僕が居る それで 充分ちゃうんかぁ?」
「たっ君・・・」
私達はどちらからということも無く、山の上にある神社のほうに歩いていた。おそらく、たっ君も同じ思いなのだろう。
雑木林の山道を登って、脇道の樹も無くて少し開けた所を多分目指していた。幾度か私達が抱き合った場所なのだ。私は、こんなことしている女の子は同級生の中で居るのだろうか。学年では・・3年生では・・・こんなことしてるのって私だけなんだろうか とか考えながら歩いていた。でも、たっ君の愛を受けるのは、私だけなんだからと言い訳を自分に言い聞かせながら・・・この後、どうなるのかはわかっていた。そして、期待もしているし、いけないことだと思っていても、拒みきれないこともわかっていた。会う度にこんなことをして・・・と、思っていても、私はあの甘~い誘惑に勝てないのだ。
抱きしめられて、しばらく唇を合わせていると、たっ君は私の胸のボタンを・・・。今日の私は、チェックの長袖のブラウスに薄いグレーのボックススカート姿なのだ。
「だめよー こんなとこでー 誰かに見られるからー あ~ん」と、言っている間にブラウスの間に・・・ブラの下から私の乳房を探っていき、たっ君の手で包まれて、時々 指先で乳首を揺らすように・・・だんだんと喘ぎ声になってしまって
「あぁー あ~ん だめよーぉ ウチ 小さいから・・・はずか・・・」
「いいんだよ それでも いつも みゅうみゅんの全てを感じていたいんだ すっぽりと丁度いいよ 乳首も可愛い」と、もう片方の手はスカートの下から・・・そして、ショーツを潜ってお尻を撫でてきていて・・・
「ふふっ 2枚重ねてるんやー でも、そんなんするんは 絶対にアカン! ってー」
「なんだ 下にも穿いてるんかぁー お尻も可愛いのになぁー」
「アカン!」と、たっ君の手をつねるようにしてどかしていた。
「もう 胸もええやろー」と、私はボタンを留め直した後、もう一度たっ君の首に抱き着いていって、キスをせがんでいって舌を絡ませていたのだ。
こういうことをした後は、いつも二人とも、黙り込んでしまうのだ。黙って歩いていて、私は、あの甘~いひとときの余韻を感じながら、あそこが湿ってきているのがわかっていた。こんな風になってしまったんだ。最後の一線を越えていないと言っても、中学生の私がこんなで良いのだろうかとか、慕ってくれている輝姫ちゃんなんかが知ると、不純と言われるだろうか。泉希と璃々なんかは理解してくれるだろうけど、秘密にしていたという負い目があるからなぁー。
私は、たっ君とお互いに愛し合ってる? んだから、中学生でもいいじゃぁ無いかと、彼と一緒の時間は心が落ち着いて安心できるのよって。でも、ラグビーで勝った時、みんなと歓び合う時とか、泉希とじゃれ合う時のほうが、生きているって幸せを感じるのだ。愛し合うって何! やっぱり、男と女って 相手と繋がった時に 歓びの幸せを感じるのだろうかと一瞬 考えていた。それって 身体だけの関係? たっ君もそうなのー? 私の身体は彼を求めているの? だったらと、いけない妄想をしてしまって・・・私・・・そのうち許してしまいそうと、悶々としていた。
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