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冥王来訪

作者:雄渾
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第三部 1979年
曙計画の結末
  これまであらすじ(第二部まで)

 
前書き
 連載が1年半以上に及んでいるので、簡単なあらすじを書き足すことにしました。 

 
異界に臨む編


 天のゼオライマーのパイロット、木原マサキと氷室(ひむろ)美久(みく)
彼等は、鉄甲龍(てっこうりゅう)との最終決戦で自爆したはずだった。
だが、気が付くとそこは20年以上前の冷戦が続く異世界だった。
 1977年の支那に降り立った彼は、宇宙怪獣BETAと遭遇する。
100万を超える軍勢と、激烈な戦闘の末、カシュガルハイヴを攻略する。
 驚異的な性能に目を付けた日本政府や、米ソを主とした東西両陣営が彼に近づく。
マサキは、次第に望まざる冷戦に巻き込まれていくのであった。



ミンスクへ編

 BETAをミンスクから駆逐するパレオロゴス作戦。
木原マサキは、1978年6月に実施される予定の作戦に参加のために西ドイツへ出向いた。
 そんな中、マサキは東西に分裂したベルリンを訪問する。
東ドイツ軍のエース、ユルゲン・ベルンハルト中尉との出会いが運命を変える。



ソ連の長い手編

 エーリッヒ・シュミット将軍の反乱に遭遇し、東独軍を支援した木原マサキ。
シュタージの陰謀を未然に防いだ彼は、ソ連のKGB長官より危険視される。
そして、様々な計略と戦う事となった。
激烈な戦闘の末、KGBを下した彼は、パレオロゴス作戦を成功させる。


狙われた天才科学者編

 パレオロゴス作戦の勝利に導いた木原マサキ。
彼は、東ドイツ政府からの勲章授与を理由に東ベルリンを訪問する。
 だが、それはゼオライマーの驚異的な性能に目を付けた東ドイツ政府の奸計(かんけい)だった。
陰謀を知らないマサキは、ユルゲン・ベルンハルト中尉と再会する。
 その際、一人の女性を紹介される。
ユルゲンの妹・アイリスディーナとの出会いが運命を変える。
マサキは、彼女と関わるうちに、次第に引き込まれていくのであった。 


影の政府編
 
 マサキを危険視するのはソ連ばかりではなかった。
自由陣営の盟主・米国もまた、マサキを危険視したのだ。
 ニューヨークのビジネスマンは、マサキを打倒する陰謀を摩天楼で凝らしていた。


歪んだ冷戦構造編
 
 西ドイツを訪れたマサキは、西ドイツ空軍総監から孫娘を紹介された。
キルケ嬢と共に欧州の戦術機開発計画の現状を聞かされる。


迫る危機編

 月面より飛翔してくる着陸ユニット。
アイリスディーナとの逢瀬(おうせ)の途中に、その報に接したマサキは宇宙空間に向かう。
辛くも着陸ユニットの破壊に成功するも、グレートゼオライマーの建造を急ぐのであった。
 
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