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ドリトル先生の落語

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第十一幕その九

「アニメと特撮、スポーツだけでいいかな」
「全くだね」
「何かスポーツ中継も言われることあるけれどね」
「大阪出身のおかしなボクサーの一家か持ち上げたりね」
「そうもしたりね」
「あの一家は問題外だよ」
 先生はこの人達についても言及しました。
「皆の言う通りあるテレビ局が持ち上げていたけれど」
「チンピラそのものだよね」
「柄が悪くて知性も品性もない」
「教養も人格も感じられない」
「当然スポーツマンシップなんて欠片もない」
「まさに反面教師のサンプルよね」
「あんな人達を持ち上げられること自体が」
 そもそもというのでした。
「日本のテレビがどれだけおかしいか」
「その証拠だね」
「あんな最低な人達を持ち上げるなんてね」
「一家全員が柄の悪いならず者で」
「明らかにまともな人生送ってないから」
「他にも岸和田出身の自称番長の野球選手を持ち上げたりね」
 先生はこれまた知性も人格も見られない人のお話をしました。
「そんなのだからね」
「ううん、テレビって本当に酷いね」
「そんな人達まで持ち上げるなんて」
「本当に子どもの教育に悪いわ」
「観て頭が悪くなるね」
「それが日本のテレビなんだよ」
 先生は皆に言いました、そしてその後で実際に漫画を読みますが一緒に読んでいる王子が言いました。
「先生が持っている漫画はどれも面白くて」
「ためになるね」
「とてもね」
 こう先生に答えました。
「色々学べるよ」
「それが日本の漫画なんだよ」
「いや、最高に笑えるよ」
 トートーはあるギャグ漫画を読みつつ言います、見れば動物の皆は彼と同じギャグ漫画を読んでいます。
「この漫画ね」
「マカロニとかほうれん荘とか変なタイトルだけれど」
「作者さんも鳥のお名前でね」 
 オシツオサレツも読んでいます。
「変わってるけれど」
「物凄く面白いね」
「いや、パワーが凄いね」
 ホワイティはその漫画のそれを指摘しました。
「桁外れだよ」
「次から次に凄いギャグが出て」
「読んでいて飽きないわ」
 チープサイドの家族は感嘆するばかりでした。
「こんなギャグ漫画があるなんて」
「思いもしなかったよ」
「昭和五十年代の漫画だっていうけれど」
 ジップは作品が発表された年代のお話をしました。
「こんな面白い漫画があったんだね」
「こんな作品よく描けたわね」
 ダブダブも感嘆するばかりです。
「私達も笑えて仕方ないわ」
「絵も奇麗だしね」
 チーチーはこのことに思うのでした。
「読みやすいよ」
「いやあ、物凄いネタの数だわ」
 ポリネシアはこのことに驚いています。
「全く以てね」
「パロディとかも上手にしているね」
 老馬はこのことを指摘しました。
「このこともいいね」
「先生よくこんな作品見付けてきたよ」
 ガブガブはその先生を賞賛しました。 
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