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ドリトル先生の落語

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第十一幕その二

「それで動画の時私はいつも着物なんです」
「落語家さんだからだね」
「そうですさかい」
 だからだというのです。
「そうしてます」
「いい活動だね」
「イギリスの落語も大阪の紹介も評判がよおて」
「そのこともいいことだね」
「視聴者数もええです、英語ですとわかる人が多くて」
「世界的にだね」
「そうですさかい」
 先生に笑顔でお話します。
「観てくれる人も多いです」
「そのこともいいことだね」
「はい、それで特にです」
「イギリスの人達からだね」
「評判がよくて」
「観てくれる人が多いんだね」
「コメントも多いです」 
 そちらもというのだ。
「それで収益にもなってまして」
「生計にもなっているんだね」
「有り難いことに。ただ私お金はあまり使わへんので」
「そうなんだ」
「住之江とか行かへんです」
「ボートだね」
「ギャンブルせえへんので」
 だからだというのです。
「趣味は食べ歩きに散歩とお風呂、それに野球観戦で」
「野球は阪神かな」
「はい、それで英語で阪神の紹介もしてます」
 この野球チームもというのです。
「そちらも」
「そうなんだね」
「阪神の歴史世界に向けて紹介しましたら」
「反響大きかったね」
「こんなおもろいチームあるんかって」 
 その様にというのです。
「言われてます、何か落語家であって」
「ユーチューバーにもなんだ」
「なっててグラビアもです」
「ああ、聞いてるよ」
 先生はにこりと笑って答えました。
「春琴さんがグラビアのお仕事をされていることもね」
「そうでしたか」
「人気があるみたいだね」
「この前須磨に行きまして」
 神戸のこちらにというのです。
「ビーチで撮影しました」
「水着になったんだ」
「はい、カメラマンの人の中にはおもろい趣味の人いまして」
「どんな風かな」
「水着や下着だけやなくて」
 そうしたものに加えてというのです。
「コスプレもです」
「グラビアでして欲しいってなんだ」
「言われてほんまです」
「コスプレもしたんだ」
「不思議の国のアリスとか」
「ああ、イギリスだからだね」
「浴衣とか。チャイナドレスとかバニーガールもやったんです」
 笑ってお話するのでした。
「落語家なんですけど」
「そうした服も着たんだね」
「それもユーチューブーでお話したら評判になりまして」
 それでというのです。
「動画もです」
「人気だったんだね」
「そうでした」
 こうお話するのでした。
「これが」
「人気が出てなんだ」
「嬉しいです、まあお肌見せるのは恥ずかしいですが」
 それでもと言う春琴さんでした。 
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