ドリトル先生の落語
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第九幕その六
「本当にね」
「けれど残念なことをしているよ」
「物凄くね」
「だから僕達も言うんだよ」
「トミーもよ」
「そうなんだ、どうしてもわからないよ」
先生としてはです。
「僕はね」
「やれやれだね」
「全く以て」
「まあ気長にやっていくよ」
「僕達もわかっているしね」
「先生のそうしたところはね」
皆はあらためて言いました、そしてです。
先生から落語のお話を聞きますがこのことについては何も残念に思うことなく言うことが出来ました。
「春琴さんもよくて」
「他の人達もなんだ」
「面白かったんだ」
「そうだったんだ」
「うん、いい舞台だったよ」
先生は言いました。
「凄くね」
「それは何よりだね」
「お笑いは面白くないとね」
「何と言っても」
「そもそもね」
「だからね」
それでというのです。
「僕も満足出来たよ」
「日本のお笑いは健在ですね」
トミーも言いました。
「そうですね」
「テレビがどうかというだけでね」
「他の媒体だとですね」
「いいんだ」
「そうなんですね」
「まあテレビが酷過ぎるとね」
その様にというのです。
「言えるけれどね」
「あの媒体はですね」
「日本はマスコミの腐敗が深刻だけれど」
「テレビは特にですね」
「酷くてね」
それでというのです。
「まともな番組も非常に少なくて」
「出演者の人達もですね」
「かなり酷くてね」
それでというのです。
「BSや深夜のアニメはいいけれど」
「それでもですね」
「とてもね」
それこそというのです。
「既存のね」
「チャンネルのテレビ局はですね」
「酷いよ、意図的に嘘だって吐くしね」
「マスメディアが嘘を吐いたら」
どうなるか、トミーは言いました。
「もう終わりですね」
「その状況がずっとだよ」
「続いているんですね」
「日本のテレビはね」
「だから酷いんですね」
「そうだよ、そんな番組ばかりで」
それでというのです。
「出演者の人達もね」
「酷いんですね」
「酷い番組に出る人達はね」
それこそというのです。
「やっぱりね」
「酷い人達ですね」
「酷い人達がが製作してね」
その番組をというのです。
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