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仮面ライダーAP

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孤島編 悪魔の鉄人と気高き処女姫 第1話

 
前書き
◆今話の登場ライダー

◆ヘレン・アーヴィング/マス・ライダー軽装型
 ノバシェード対策室の若き特務捜査官であり、才色兼備なアメリカ出身の白人美女。量産試作型外骨格「マス・ライダー」のバリエーション機である軽装型の強化服を着用しており、自動小銃「GM-01スコーピオン」による射撃を得意とする。当時の年齢は20歳。
 スリーサイズはバスト106cm、ウエスト61cm、ヒップ98cm。カップサイズはJ。
 

 

 ――ノバシェード対策室が保有している、専用の大型輸送トラック「マス・トレーラー」。
 そのコンテナ内に設けられた白く無機質な格納庫(ロッカー)に、1人の爆乳美女が足を運んでいた。艶やかなブロンドの髪をショートに切り揃えた彼女は、蒼く透き通るような眼差しで眼前の「新装備」を見つめている。

「……今回ばかりは、これ(・・)を着るしかないようね」

 白く透き通る柔肌と、同性すら息を呑む絶世の美貌。鋭い眼光で真っ直ぐに対象を射抜く、知的で怜悧な佇まい。
 まさしく「鉄の女」という言葉が相応しい女傑――なのだが、その肉体は最高級の娼婦すら及ばないほどの、圧倒的な「色香」に満ち溢れていた。彼女の生真面目過ぎる人柄を知っている人間でなければ、とても処女(・・)であるとは信じられないだろう。

 黒い整然としたスーツを、内側からはち切れそうなほどにまで押し上げ、緊張させている豊穣な爆乳。特務捜査官として鍛え抜かれ、細く引き締まっている腰。妊娠・出産に最適なラインを描いている、安産型の巨尻。

「出来ることなら……あまり頼りたくはなかったけれど。この『力』に頼らずに奴らに勝てるほど……私はまだ、強くはない」

 そんな扇情的過ぎるプロポーションの持ち主である彼女は、くびれた腰を左右にくねらせて淫らに果実を揺らしながら、ゆっくりと「新装備」の前に足を運んでいた。引き締まった腰がくねるたびに、豊満な爆乳と巨尻がぷるんぷるんと躍動している。

「……だから、これは仕方ないの。……仕方ないのよ」

 やがて、その「新装備」――ボディスーツ状の強化服の前で足を止めた彼女は、暫し逡巡した後。意を決したように顔を上げると、胸元のネクタイに白く優美な手指を絡ませ、シュルシュルと外して行く。
 ぷっくりとした桃色の唇を開き、言い訳のような言葉を並べる彼女だったが。その頬は甘く紅潮し、倒錯的な感情に染まり始めていた。決して、これから始まる「装着作業」に期待(・・)しているわけではないのだと、自身に言い聞かせているかのように。

「……んっ」

 ネクタイを外すだけでは終わらない。彼女はなんと、その場で黒スーツを脱ぎ始めていた。シャツやパンツが彼女の足元に落ち――白く豊穣な肉体を際立たせる、蠱惑的な黒い下着姿が露わにされて行く。男ならば誰もが生唾を飲み込む抜群のスタイルが、ありのままに曝け出されていた。

「んっ……!」

 黒スーツだけではない。白く瑞々しい爆乳を包む、扇情的な黒レースのブラジャーも。むっちりとした尻肉に深く食い込み、豊満な実りを際立たせていたTバックの黒パンティも。蠱惑的な衣擦れ音と共に、スルスルと脱げ落ちて行く。
 ブラジャーのホックがパチンと外れ、極薄のパンティが芳しい裸足の足元に滑り落ちた瞬間――その「裏地」に染み込んでいた濃厚な雌の匂いが、むわりとこの一室に漂っていた。きめ細やかな純白の柔肌。その隅々から滲み出る芳醇なフェロモンが、彼女の美貌と淫靡な肉体美に扇情的な彩りを添えている。

「ん、ふぅっ……」

 やがて美女は透き通るような白い裸身を、文字通り露わ(・・)にしてしまう。これから装着する強化服に肉体を完全にフィットさせるため、彼女は下着すら脱ぎ去らねばならないのである。ツン、と主張している白く豊穣な乳房の先端(・・)が、彼女の頬を桃色に染める「羞恥」の感情を物語っていた。

 張りのある曲線を描いた、106cmという超弩級の爆乳。引き締まった細い腰つきとは裏腹に、むっちりと実った98cmの爆尻。その凹凸の激しい女体が一糸纏わぬ姿となり、透き通るように白い裸身の隅々から、芳醇なフェロモンが匂い立って来る。
 彼女の絶世の美貌と、極上の身体付きを一目見た男達が必ず一度は夢想した、白く瑞々しい「生まれたままの姿」がここに在った。

「全く……! 機動性を損なう無駄な隙間(デッドスペース)を徹底的に削減して、極限まで『軽量化』させるためだからって……どうしてこんな仕様にっ……!」

 やがて彼女は一糸纏わぬ全裸のまま、壁に掛けられていた純白の強化繊維に手を伸ばして行く。彼女が今回使用する装備は、肉体に隙間なくぴっちりと密着する、ボディスーツ状の特殊強化服なのだ。そのため下着を一切身に付けていない状態(ノーパン&ノーブラ)で「装着」しなければ、本来の機能性を発揮出来ないのである。

「んっ……ふ、うぅっ……!」

 艶やかな爪先をピンと伸ばして、伸縮自在な強化繊維に、スラリと伸びた長い美脚を突き入れる。彼女はそのままパンティを穿く要領で、一気に細い腰へと生地を引き上げようとしていた。だが、安産型の巨尻まで繊維を引き上げたところで、むにゅりとそこに引っ掛かってしまう。だが、ここで諦めるわけには行かない。

「はぁ……んっ!」

 一拍置いた後、彼女は白く瑞々しい極上の尻肉を、強引に持ち上げてスーツ内に半ば無理矢理押し込んで行く。やや力任せに穿き終えた瞬間、豊満な桃尻はどたぷんっと大きく波打っていた。

「くふぅうっ……! んっ、はぁあっ……!」

 股間のY字を際立たせている鼠蹊部の線と、豊満に膨らんでいるヒップラインに、張り詰めた繊維がキュウッと容赦なく食い込んで来る。彼女はその刺激的な圧迫感に頬を染め、ぷっくりとした桜色の唇を悩ましげに開き、淫らな吐息を漏らしていた。

「あっ、はぁあっ……!」

 なんとか巨尻までは強化繊維の内側に収めることが出来た。だが、大きな「峠」はまだ残っている。彼女は先ほどと同じ要領で、Jカップという規格外の爆乳も、力任せにスーツの内側に押し込もうとしていた。
 すでに限界近くまで伸び切り、パツパツに緊張している強化繊維が豊満な乳房を下からむにっと持ち上げ、はち切れそうなほどに乳肉に深く食い込んで行く。巨尻の時よりもさらに険しい「峠」を前に、スーツの生地が悲鳴を上げる。今にも内側から裂けてしまいそうなほどにまで、胸全体の生地がギチギチに張り詰めていた。

「くっ、う……うぅうんっ……!」

 それでも彼女は力技で繊維を無理矢理引っ張り上げ、白い爆乳を辛うじてスーツの内側に押し込んでいた。張りのある瑞々しい果実は繊維の内側に閉じ込められた瞬間、弾けるように上下にばるるんっと揺れている。

「はぁ……んっ……」

 その弾みに恍惚の表情を浮かべる美女は、無意識のうちにうっとりと蒼い瞳を細めていた。背徳的な感覚に打ち震える「雌」の顔を露わにしながら、彼女は自身の肢体に張り付いた強化繊維の感触を確かめるかのように――凹凸の激しい極上の女体を、自らのか細い手指でスリスリと撫で回していた。

「んっ、ふぅうっ……うぅっ……」

 これもまた、無意識なのか。艶めかしく左右にくねっている細い腰の動きは、彼女が「倒錯的な悦び」を覚え始めた事実を雄弁に物語っている。つい先ほどまで、凛々しい顔付きで強化繊維を見つめていた女傑の姿だとは到底思えない、淫らな姿であった。

「んっ……はぁっ、あぁあっ……! もうっ、ただ着るだけで一苦労だわ……! 私でさえこれだけ苦戦するのなら、真凛(マリン)なんて絶対に着られなかったじゃないっ……!」

 そんな「未知の感覚」に打ち震えながらも、我に返った美女はようやく強化繊維の「装着」を終える。その貌は羞恥の桃色に染まっていたが、今は「裸よりも恥ずかしい格好」に恥じらっている場合ではない。
 身体の線がくっきりと強調されたボディスーツ姿という、気高く誇り高い処女には特に耐え難い恥辱。そうであっても、対策室の装備としてはこの極薄スーツが最も「高性能(ハイスペック)」なのである。

(……こ、こんなのほとんど裸みたいなものじゃないっ! いえ、むしろ裸より恥ずかしいっ……! 真凛が着てたら大変なことになっていたわ……!)

 凹凸の激しいボディラインをありのままに浮き立たせているその姿は、彼女の「生まれたままの姿」を想像させるには十分過ぎるものとなっている。それでも、今はこのスーツの力を頼りにするしか無いのだ。
 この扇情的なデザインは、新世代ライダー達が着用している専用外骨格のスペックに少しでも追い付くために、対策室が数多の「研鑽」を重ねた結果なのだから。

「んっ、く……ふぅ、んっ……」

 巨尻や鼠蹊部にキツく食い込んで来る感覚に甘い吐息を漏らしながらも、彼女は「最後の仕上げ」として、スーツの上に用意されていた「白銀の鉄仮面」を手に取っていた。その仮面はまさしく、山口梶(やまぐちかじ)巡査をはじめとする警察官達が着用している、量産試作型外骨格――「マス・ライダー」と同一の規格だったのである。

「……やって見せるわ、必ず」

 「軽装型」と呼称されているこのボディスーツ状の強化繊維は、装甲を極限まで削ぎ落とすことによって機動性のみを追求した、マス・ライダーのバリエーション機なのだ。そんな新型装備をぴっちり(・・・・)と装着した彼女は、決意に満ちた凛々しい表情で仮面を装着して行く。

「……よしっ!」

 全ての装着作業を終えた、金髪碧眼の爆乳美女――ヘレン・アーヴィング捜査官。彼女はこの瞬間、「仮面ライダー」に極めて近しい量産試作型(マス・ライダー)の一種である、「軽装型」の装着員となったのだ。

 壁面に固定されていた専用の自動小銃「GM-01スコーピオン」に手を伸ばした彼女は、その白い銃身を細く優美な手指で握り締める。仮面の下に凛とした貌を隠している彼女が、スコーピオンを腰部に装着した瞬間――その弾みで、強化繊維内に押し込められた爆乳と巨尻がぷるんっと揺れ動いていた。

「……マス・ライダー軽装型、装着完了! ヘレン・アーヴィング、これより出動するわ……!」

 「戦闘準備」を完了させた彼女は踵を返し、踵を返して行く。くびれた腰を左右にくねらせ、乳房と桃尻をぷるんぷるんと揺らしながら歩み出して行く彼女は――その蠱惑的な挙動とは裏腹に、気高く凛々しい眼差しで前だけを見つめていた。

 ◆

 それから約数時間後の、2020年7月下旬深夜。北欧某国領海内に位置する絶海の孤島――「シャドーフォートレス島」では、かつてない「異常事態」が発生していた。

 冷戦時代、西側のミサイル基地として利用されていたこの要塞島に、「裸より恥ずかしい格好の侵入者(ヘレン・アーヴィング)」が現れたのである。人知れずノバシェードのアジトと化していたシャドーフォートレス島は、対策室の介入によって瞬く間に戦場と化してしまったのだ。

『侵入者を発見! 直ちに侵入者を排除せよ! 繰り返す、侵入者を発見――!』

 けたたましい緊急警報が、薄暗い地下要塞の全域に鳴り響く。その要塞に配属された野戦服姿の兵士達は、物々しい重火器を構えながら、この地に現れたという「侵入者」を全力で排除するべく通路を疾走していた。
 そんな彼らの喧騒を背にしている、この要塞の「司令官」は――独り静かに、とある格納庫へと足を運んでいた。重量感溢れる彼の足音と、2m近い巨躯から迸る荘厳な覇気は、すれ違う兵士達を戦慄させている。漆黒のマントで身体を覆い尽くしている彼の歩みは、外見以上の迫力に満ちていた。

「司令! ノバシェード対策室の特務捜査官が、このシャドーフォートレス島に潜入していた模様です! 痴女としか思えない破廉恥な格好でありながら、かなりの戦闘力を有しているとのこと……!」
「恥知らずの変態女とはいえ、奴の実力は侮れません……! 初動対応に当たっていた部隊はすでに全滅ッ……! 我々もこれより現地に向かいますッ!」
「……うむ。我々の『計画』はまだ発展途上の段階なのだ。ここで対策室や新世代ライダー共に邪魔されるわけには行かん。如何なる手段も厭わず、確実に排除するのだ。……好きに嬲って(・・・)も構わんぞ。お前達も長いこと、『女日照り』だろうからな」
「ハ……ハッ、了解しました!」

 その途中、声を掛けて来た幹部クラスの男達に対して一瞥もせず、司令官の男は淡々と「命令」を下している。ヒグマのような巨漢である彼の威圧感に圧倒されつつ、「命令」を受けた男達は各々の部下を引き連れてこの場を後にしていた。

 そんな彼を見送ろうともしないまま、司令官の男はズシンズシンと重厚な歩みを進めて行く。やがて彼は「ICBMR」と記載された自動ドアを開き、広大な格納庫の最奥へと辿り着いていた。そんな彼の眼前には――全長約3mにも及ぶ、巨大な鉄人が佇んでいる。

 額からV字に伸びる2本のアンテナ。凶悪に吊り上がった複眼状のツインアイ。そして、昆虫の牙を想起させる顎部装甲(クラッシャー)
 禍々しい印象ではありつつも、その鉄人の貌は明らかに「仮面ライダー」の普遍的なイメージを模している。しかしその攻撃性を剥き出しにしたデザインは、到底「ヒーロー」と呼べるものではない。さながら、破壊を司る邪神像のようであった。

「……新世代ライダーでも、ジャスティアライダーでもない。この私の『スパルタン』こそが……唯一無二。真の『仮面ライダー』となるのだ……!」

 その鉄人の巨体を仰ぐ司令官の男は、身体を覆っていた黒マントをばさりと開きながら、太く逞しい両腕を広げている。開かれたマントの下には、白銀を基調とする重厚な強化外骨格が隠されていた。彼自身は紛れもない「人間」なのだが――狂気に歪んだその笑みは、どんな「怪人」よりも悍ましい邪悪さに満ち溢れている。

 ◆

 ――今から約11年前。新世代ライダー達やジャスティアライダー達よりも遥かに早く誕生していながら、その存在を抹消された影の仮面ライダー達が居た。
 その「最後の残滓」が今、この現代に甦り。人類に仇なす怪人として、人々に牙を剥こうとしている。存在を疎まれ、消された者達が集まるこの北欧の孤島――シャドーフォートレス島で。
 
 

 
後書き
 マス・ライダー軽装型は「銃で戦うぴっちりスーツのブロンド美女」であるゼロスーツサムスの影響を受けまくりながら書かせて頂いておりました。次回もお色気たっぷりな感じで書いて行けたらなーと思っておりますので、どうぞ今後もお楽しみに!(о´∀`о) 
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