超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる‼~
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第三百三十六話 野球勝負‼ その7
第三百三十六話 野球勝負‼ その7
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。
ついに芸能界の運命を決める、大勝負・『中絶ドラグーンズ』対『下半身ムラ村田イガーズ』の試合が始まってしまった。
一回表、バッターの部長が、相手チームの中絶ドラグーンズ投手、中田の投げるバイオレンスキャノン打って、ホームラン。
素人チームである『下半身ムラ村田イガーズ』がプロチームである『中絶ドラグーンズ』相手にまさかの、先制点。
解説役の田中とビデガスは、時折、野球とは全く関係がない下ネタを交えながらも、この事実に驚愕するのであった。
それでは引き続き、野球解説者の田中と、元プロ野球選手でゲストのビデガスさんに、解説をしてもらう。
「ビデガスさ~ん、『中絶ドラグーンズ』の監督が、投手交代を申し出ましたね~、これはやはり、中絶ドラグーンズ、そうとう焦っているのでは?」
『田中さんの言うとおりですね、素人高校生に打たれた影響で、中田投手のメンタルはもう、ボロボロですよ、はい』
「おっと~、ベンチに戻った中田投手、同じチームの選手を殴りましたね、ビデガスさんも以前、中田選手に殴られたとおっしゃっていましたが...」
『中田選手、相変わらずバイオレンスですね、ホント、これはもう、契約終了確定ですね、野球は紳士のスポーツですからね、暴力はイカンですよ、暴力は』
「でも、ビデガスさんは、高校時代、男子トイレで童貞卒業からのアッチのほうは満塁サヨナラホームランな高校球児だったんですよねぇ?」
『田中さんの言うとおりですよ、つまり田中さんは僕みたいなヤリチンが紳士を語るな、と、つまりそうおっしゃりたいわけでしょう?でもね、それいったら、もう、この野球界に紳士なんて、おそらくたぶんきっと1人もいませんよ、まぁ、女遊びに真摯な選手なら、たくさんいるでしょうけどねぇ!』
「ビデガスさん、さすが、元プロ野球選手だけあって玉遊びだけでなく、言葉遊びもうまいですねぇ~さすがアッチのほうもホームラン王なだけありますねぇ!」
『いや...玉遊びって、僕、現役時代はバッターですからね、まぁ、アッチのホームラン王については、否定しませんが...』
「おっと、中田投手と交代で、財藤投手がグラウンドに入ってきましたねぇ~」
『出た、ナプキン王子!アイツ、試合中、いっつも顔の汗、ナプキンで拭くんですよね~』「ナプキン...?ビデガスさん、今、ナプキンとおっしゃった?」
『ちょっと田中さん、勘弁してくださいよ~ナプキンって、アレじゃなくて、レストランのほうですってば~』
「あ~、すいません、てっきり生レバーのほうかと...」
『生レバー?』
「ということで、『下半身ムラ村田イガーズ』の次の打者は、偏差値最底辺高校アルティメットジーニアス学園の竹田選手ですねぇ、竹田選手、地元では有名なムァンビキ犯だそうです...」
『なるほど、ムァンビキですか、僕もねぇ、よく高校球児の時、ムァンビキしてましたよ」「ちょっと、ビデガスさん、それ、ホントですか?』
『ええ、僕、バッターだったでしょ?やっぱりバッターは打って走るのが基本ですからね、ムァンビキはかなり、ヒット&ランの練習になるんですよ!』
「その練習は、普通の練習と、どう違うんですか?』」
『やっぱりムァンビキの場合は、アレでしょ?捕まったら、もう、そこで野球人生おしまいですから、やっぱりある意味、命が懸かってるワケですよね、当然、プロの試合も、野球でゴハン食べるわけですから、命懸けなワケですよ、つまりムァンビキでの走り込みっていうのは、普通の走り込みと違って、緊張感が違いますから、そういう意味でプロの試合の雰囲気を味わえるんですよね!なので高校時代のムァンビキで得られる経験値っていいうのは、普通の走り込みとはワケが違う!』
「おっと、竹田選手、ここで打てないともう後がない!」
『さすが財藤選手ですね、ナプキン王子と言われるだけはありますね』
「ここはなんとか、次につなげたい竹田選手、おっと打った打った打った竹田選手!早い、竹田選手早い!見事なヒット&ランで、なんとか一塁にたどり着きました‼」
『ね、さっき言ったでしょ?田中さん、なんかさっきスルーしたけどさぁ、やっぱりムァンビキで鍛えた足は、試合でウソつかないんですよね』
「それにしても、ビデガスさん、またも素人選手がプロの球を打ちました!これビデガスさん的にはどう見ますか?」
『やりますねぇ!ん~まぁ、先程のホームランもそうですけど、下半身ムラ村田イガーズの選手たち、相当、練習したんだと思いますよ、まぁ、中にはアマとプロじゃ、練習で超えられない壁があるなんて、よく言う人いますけど、下半身ムラ村田イガーズの選手たち見ていると、こう、必ずしも、そうではないんだなって、感じるんですよね』
「なるほど、アマの底力、感じるんでしたよね?」
『............にしても財藤のやつ、打たれて、相当、焦ってますねぇ、ナプキンで顔の汗拭いてますよ...』
「ビデガスさぁん!ちょっと待ってくださいよ!見てください!いつもと、ナプキンの形が違いますねぇ...」
『わぁ、田中さんの言うとおりだ!あの、ナプキンって、まさかまさかの、あのナプキンじゃないですか?ほら、やっぱりそうだ!下半身ムラ村田イガーズの女性選手達から、悲鳴と怒号が上がっていますねぇ!』
「財藤選手、よりよって、あのナプキンではなく、生レバーのほうを間違えて持ってきてしまったようですねぇ!」
『どういう、間違えの仕方したら、ああなるんですかねぇ!あと生レバーってなんですか?』
結局、この後、ナプキン王子・財藤投手の全力投球により、『下半身ムラ村田イガーズ』は追加点を逃しスリーアウト、『下半身ムラ村田イガーズ』が一点リードした状態で、攻守交替となった。
※この物語はフィクションです、実在する人物及び団体には一切関係ありません。
次回予告 野球勝負‼ その8
後書き
次回もお楽しみに
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