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仮面ライダーリバイス 禁断の力

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第二十六章

「これまでの戦いのことがあるから」
「わかっているよ」
「ならいいよ、戦おう」
「必要に応じて指示を出させてもらう」
 門田はライダー達の後ろにいる、そこからライダー達に言ってきた。
「だがそれでいいなら何も言わない」
「我々の自主性に任せてくれるというのだね」
「そうだ」
 ジュウガに対して答えた。
「この顔触れならな、でははじめてくれ」
「パパさんが言った通りにさせてもらうよ」
 ジュウガも言ってだった。
 ライダー達は戦いに向かった、それぞれのデッドマン達に向かい彼等もこの場所での決戦に入るのだった。
 五十嵐とバイスは二人でベースの中を進んでいった、そしてだった。
 最深部の部屋に入るとそこは赤石がいた司令室だった、バイスはそこに入ると隣にいる五十嵐に顔を向けて言った。
「一輝、ここから先はないからな」
「ああ、間違いないな」
 五十嵐もバイスに顔を向けて応えた。
「ここにな」
「スサノオがいるぜ」
「そうだよな」
「ははは、その通りだ」
 二人が言うとだった、スサノオの声がしてきた。そしてだった。
 スサノオがあの姿で出て来た、そのうえで二人に対して言ってきた。
「ようこそ、決戦の場所に」
「ここで俺達と戦うんだな」
「君達もそのつもりで来たのではないかね」
 自分を指差してきたバイスにこう言ったのだった。
「違うかね」
「当たり前だ」
「当たり前だろ」
 二人でスサノオに即座に言葉を返した。
「そっちから喧嘩売ってきたしな」
「皆でここまで来たんだからな」
「ここで決めてやるぜ」
「そうしてやるからな」
 バイスは右手で指差し五十嵐は右手を拳にしていた。
「見ていろよ」
「今からな」
「その意気だ、でははじめよう」
「一輝、手加減は無用だぜ」
 バイスは五十嵐に顔を向けて言った。
「もうここでな」
「ああ、やろうな」
 五十嵐も強い声で頷いて応えた。
「全力でな」
「具体的に言うと最強フォームだよ」
「あれしかないよな」
「それで来るのだ」   
 スサノオも言ってきた。
「私としても望むところだ」
「それじゃあな」
「やるぜ」
 二人はその場で並んでだった。
「変身!」
「変身!」
 声を合わせそのうえで同時に五十嵐は左手を肘を直角に上にさせバイスは右手を水平にやった、すると声が聞こえその中でだった。
 二人は手を動かし腰に出たベルトにスタンプをした、そうして光の中でライダーの装備を受け仮面を両手に取り被った。
「一気にいくぜ!」
「ああ、一輝!」
 それぞれの最強フォームになりそのうえでスサノオに突進する、そうして神との戦いに入るのだった。
 セイバー達の死闘は終わろうとしていた、そしてセイバーが最後の一体を切り捨てて倒した。その時にだった。
 セイバーにだ、エスパーダが言ってきた。
「これでだ」
「ああ、俺達のここでの戦いは終わったな」
「そうなった、後はな」
「風呂屋の兄ちゃん達がどうかだ」
 バスターも言ってきた、剣士のライダー達は皆健在だ。 
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