八条学園騒動記
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第六百九十一話 それぞれの鱒料理その十
「この二つはね」
「よく使うみたいだね」
「卵はオムレツや目玉焼きにも出来るし」
「朝ご飯にも欠かせないよ」
「それにね」
ケイトはさらに言った。
「何かとね、卵はね」
「お料理に使うね」
「そうだからね」
「卵は欠かせないね」
「ええ、卵がなかったら」
それこそいうのだ。
「かなりね」
「困るよ」
「連合でもエウロパでもね」
「全く以てそうだね」
「サハラでもマウリアでも」
こうした国々でもというのだ。
「やっぱりね」
「卵は欠かせないね」
「そう、そしてね」
それでと言うのだった。
「トマトだってね」
「サラダに使うし色々なお料理も使って」
「そのまま食べることもね」
これもというのだ。
「あるでしょ」
「そうだね」
「だからこの二つはね」
「どの国でも欠かせないね」
「和食や中華料理でもね」
日本そして中国の料理でもというのだ。
「今はトマトもね」
「普通に使うしね」
「安いし栄養があって」
そしてというのだ。
「美味しいし」
「しかも簡単に沢山採れるのよね」
ルーシーは笑顔で話した、トマトはそうした面でも非常に優れた野菜であるということを笑顔で言うのだった。
「トマトって」
「そうなんだよね」
「痩せた土地でね」
「雨があまり降らなくてもね」
「出来て」
それでというのだ。
「しかも沢山だから」
「尚更いいんだよね」
「だから連合でもエウロパでもね」
「かなり食べられているよ」
「当然我が国でも」
「それこそトマトがあれば」
ベンは笑って話した。
「それだけでもね」
「違うわ」
「そのまま食べてもいいし」
「お料理に使ってもね」
「いいよ、だから今度はね」
「トマトを使った」
「そのお料理にしようか」
ルーシーに笑顔で話した。
「それもふんだんに」
「いいわね、ラザニアでもトマト鍋でもいいし」
「ブイヤベースでもね」
「パスタでもね」
こちらでもというのだ。
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