新オズのカボチャ頭のジャック
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第二幕その五
「充実したでしょ」
「そうね。ではね」
「ええ、まずはね」
「お昼を食べて」
「それからお風呂にも入ってもらいましょう」
こうお話してでした。
皆はまずはお庭で皆で、でした。
レタスに刻んだキャベツに加えてキャロットやセロリ、ブロッコリーも入っているサラダにトマトやオニオンをたっぷり入れたベーコンのシチューにです。
鱈のムニエルを食べてメインのステーキ、とても分厚くて大きなシャリアピンステーキを食べてでした。
パンにジャガイモをふかして上にバターを乗せたものも食べて美味しい林檎や葡萄のジュースも飲んでデザートに果物のゼリーも食べました。
そしてその後でお風呂に入りましたが。
お風呂から出た後でオズマは皆に尋ねました。
「どうだったかしら、お風呂は」
「凄かったです」
「サウナにワイン風呂があって」
「露天風呂も水風呂もあって」
「とてもよかったです」
「お身体も洗えましたし」
五人はオズマにお風呂上がりのすっきりしたお顔で答えました。皆ボディーソープとシャンプーの素敵な香りが漂っています。
「最高でした」
「お陰ですっきりしました」
「身も心も洗われました」
「すっかり癒されました」
「それは何よりよ。お風呂は最高のものよ」
オズマは皆の返答ににこりと笑って答えました。
「疲れを癒し身体も心も奇麗にするにはね」
「そうですよね」
「旅も楽しかったですが」
「お風呂もよかったです」
「もうすっかり奇麗になって」
「とても素敵な気持ちです」
「そうね。では晩ご飯を食べるまでゆっくりして」
そうしてというのです。
「よく寝て明日もね」
「はい、ゆっくりですね」
「ゆっくりと休んで」
「それで明後日はですね」
「出発ですね」
「ギリキンに向けて」
「そうしてね」
こう言ってでした。
オズマは恵梨香達をゆっくりと休ませました、そうしてでした。
魔法使いは恵梨香達五人に自分の新しい魔法を披露しますがシルクハットから次々に様々な精霊が出て来てです。
魔法使いと一緒に火や水、雷や石、木々に雪等を操って色々なことをしてみせます、それを見てでした。
五人は目を丸くして言いました。
「何ていいますか」
「また凄いですね」
「これまでの魔法も凄かったですが」
「今回はまた特に」
「精霊達と契約をしてね」
そうしてとです、魔法使いは五人ににこにことして答えました。
「身に着けたんだ」
「そうなんですね」
「契約をしてですか」
「そうしてですか」
「をのうえで、ですか」
「身に着けられたんですね」
「そうだよ、彼等の力を使ってね」
精霊達のです。
「色々出来る様になったんだ」
「火やお水を出したり」
「それを沸騰させたり氷にさせたり」
「雷をエネルギーにしたり」
「石を磨いて奇麗なものにしたり」
「木の葉を豊かにしたりですね」
「そうすることが出来る様になったんだ」
そうなったというのです。
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