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八条学園騒動記

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第六百八十七話 カナディアンサンドイッチその一

                カナディアンサンドイッチ
 カナダのサンドイッチを作った、パンは白だけでなくだ。
 赤や青、黄色に緑に黒とそれぞれの色の小麦を使ったカラフルなものだった。そのパンとパンの間にだ。
 ステラーカイギュウや鯨、ムースや熊、スモークサーモンを挟んだ。挟むものはカナダでパンはカラフルにした。
 当然野菜も挟んだがここでだった。
 トムは切ったパンの耳を見つつメアリーに話した。
「パンの耳もだね」
「ええ、甘く焼いてね」
 メアリーは即座に答えた。
「そうしてね」
「食べるんだね」
「お菓子にしてね」
 そのうえでというのだ。
「食べましょ」
「全部無駄なくだね」
「捨てることは駄目よ」 
 食べずにというのだ。
「食べられるものは何でも食べる」
「それが連合だから」
「それでよ」
 その為にというのだ。
「ちゃんとね」
「パンの耳もだね」
「食べましょう」
 そうしようというのだ。
「ちゃんとね」
「そうしようね」
「あとね」
 メアリーはさらに話した。
「サラダも作ったけれど」
「今回はカナダ風だね」
 今度はシッドが言ってきた。
「そうしたね」
「ええ、濃いね」
 そう表現すべきというのだ。
「カロリーの高いね」
「カナダ風サラダだね」
「ロシアのサラダにも似た」
「そうそう、カナダも寒いところ多いから」
 その為にというのだ。
「サラダにしてもね」
「カロリーを考えて」
 摂取しているそれをというのだ。
「それでね」
「濃くなっているね」
「さもないと」
「寒さに勝てないからね」
「ロシアと同じよ」
 メアリーは話した。
「そこは」
「そうなんだよね」
「寒いと」
 それならというのだ。
「カロリーはね」
「どうしても必要だね」
「それでそのサラダの宣伝もしたいから」
 だからだというのだ。
「今回作ったのよ」
「そうなんだ」
「ええ、カナダのサラダも美味しい」
 メアリーはこうも言った。
「だからよ」
「紹介するね」
「こっちもカラフルにしたし」
 見れば虹色である、そうした配色になっている。
「だからね」
「宣伝するね」
「是非ね」 
 今回はというのだ。
「サンドイッチと一緒に」
「そうするね」
「ポタージュも作ったから」
 スープ系もというのだ。 
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