超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる‼~
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第百七十九話 断罪王オルトロス 対 デエンノヴォー!ヴァイゴ差魔‼決戦の先に変わりゆく世界!家庭を壊した張本人のくせに再婚相手と新たな家庭を築こうとするやつは自分がどれだけ無神経で自分勝手なことをしようとしているのかをよく考えろ!
第百七十九話 断罪王オルトロス 対 デエンノヴォー!ヴァイゴ差魔‼決戦の先に変わりゆく世界!家庭を壊した張本人のくせに再婚相手と新たな家庭を築こうとするやつは自分がどれだけ無神経で自分勝手なことをしようとしているのかをよく考えろ!
断罪王オルトロスの究極の必殺技、『インフィニティーオルトロスインパクト』によって脳死したヴァヴェズィンゾォーン。
これで、俺たちTHE翼が倒すべき勢力はデエンノヴォーのみとなった。
ヴァヴェズィンゾォーンを脳死させた俺は、ヴァヴェズィンゾォーンの死体を肩に担いで獄害戯児童の屋根をのぼる。
獄害戯児童の周りにはものすごい数の国民たちが集まっていた。
おそらく、俺たちTHE翼が獄害戯児童を襲撃したのを知って、怖いもの見たさで集まってきたのだろう。
俺は獄害戯児童の屋根にのぼって、獄害戯児童の頂上にハンマーと釘を使って、全裸のまま脳死したヴァヴェズィンゾォーンの死体を、はりつけにした。
獄害戯児童の周りに集まっていた国民達が、獄害戯児童の頂上に、はりつけにされた全裸のヴァヴェズィンゾォーンの死体を見て一斉に歓声を上げる。
「「ゔおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーッ‼」」
この国の実質的、支配者であった、ゼェイジグゥアーのリーダであるヴァヴェズィンゾォーンの死は、この国の秩序の崩壊と、この国の秩序から国民たちが解放されたことを意味していた。
そう、もうこの国の国民達を閉じ込めていた『社会』と言う名の檻は俺たちTHE翼によって完全に破壊されたのだ。
そして、『社会』の崩壊は、おそらく、この国の国民達を人間という生き物から、本能のままに奪い、殺し合う醜い猿に変えてしまうに違いない。
これで、本当によかったのだろうか?
いや、これで本当によかったのだ。
人間なんて名前の生き物は、人間たちの固定観念が作り出した、偽りだらけの世界である『社会』が作り出した幻想だ。
そして、その『社会』を特権階級の人間たちのために安心・安定させるのに必要不可欠な『社会』のルールが無意味であることを、この国に刑務所があるという事実が証明している。
国が定めたルールで国民を縛れば、必ず国が定めたルールを破る国民がいる。
ある人は言った、ルールを守れない人間は人間ではないと、『人でなし』であると。
しかし、国が定めたルールを守り、『社会』に適合できた人間も、国が定めたルールを守れない『社会』不適合者も、結局、同じ生き物なのだ。
大多数の固定観念が作り出した、『国と社会』そして、『国のルール』が本来、同じであるはずの生命体を、『ルールを守れる人間』と『ルールを守れない人間』というふうに、2種類の生命体に分けてしまった。
そして、その秩序が崩壊したことで、俺たちは、この社会が作り出し、国民達に無理矢理、押し付けた『人間』という名前から解放された『生命体』になったのだ。
『人間』という名から解放された俺たち国民を待っているのは、おそらく、この国が『社会』という名の共同幻想を作る前に起きていた、『混乱の世』である。
そして、世の中が混乱すれば、人々はまた自らの身を守る為に『社会』を創造するに違いない。
そう、破壊と創造が永遠に繰り返されるのだ。
しかし、俺たちTHE翼が破壊した『社会』と『秩序』が原因で発生した『混乱の世』の先に待つ、新たに創造された『新社会』は、きっと、俺たちが破壊した『社会』より、まともになっていると俺は思う。
そう、生命体は、皆、失敗をもとに成長する。
そして、この『社会』が作り出した『人間』という枠から解放された生命体が創造した『新社会』もきっと、俺たちTHE翼が破壊した『社会』よりまともになっているはずだ。
俺は獄害戯児童の内部に戻って、内部に監禁されているはずのデエンノヴォーを探すことにした。
俺の『インフィニティーオルトロスインパクト』 の影響で、獄害戯児童を包んでいた炎も、内部の毒ガスもみんな消滅していた。
ここで、デエンノヴォーについて説明しよう。
デエンノヴォーとは、わかりやすく言えば、自分たちのことを神の子孫だと思い込んでいる、クソバカZEI銀泥棒達のことである。
デエンノヴォーは自らが神の子孫であり、この国の『シィヨヴォチョー』であるというだけの理由で国民たちが一生懸命働いて国に治めた給料の一部を『ZEI銀』と称して横取りし、その横取りした『ZEI銀』で、ろくに働かずに遊んで暮らしているクズ野郎なのだ。
そして、現在、判明しているデエンノヴォーの情報について説明しよう。
デエンノヴォーで一番えらいのは、『ウアギフィト・ジョヴォグヴォヴ差魔』である。
そして、『ウアギフィト・ジョヴォグヴォヴ差魔』と妻の『ミディグゥオ差魔』との間に産まれたのが、『バギジノビヤブヒビィード差魔』と『ギンジョヴォデエンノヴォー・ヌアルヴビィード差魔』である。
そして、『バギジノビヤブヒビィード差魔』は『ギゴォ差魔』と結婚して、子供を3人作った。
長女の『ムァゴォ差魔』、次女の『グァゴォ差魔』、長男の『ヒスアフィード差魔』である。
長女の『ムァゴォ差魔』は男を見る目がないブス、金目当ての男にだまされるバカ。
次女の『グァゴォ差魔』は美人のバカだが、かなり遊んでそうなバカ。
長男の『ヒスアフィード差魔』は頭が悪いのに高校受験の際にデエンノヴォーの権力を行使して、偏差値がかなり高い超難関校を指定校推薦で受験して合格・入学するも、当然のごとく授業についてこれないバカ。
『ギンジョヴォデエンノヴォー・ヌアルヴビィード差魔』は『ムァズァグォ差魔』と結婚して、子供を1人作った。
子供の名は『ヴァイゴ差魔』である。
『ヴァイゴ差魔』は性格がよさそうなブス、金持ってても絶対にモテないと思う。
ちなみに『ヴァイゴ差魔』は現在、海外に留学中である。
そして、そんなデエンノヴォー達の中では、デエンノヴォー最高位の称号である『ジョヴォグヴォヴ』を『バギジノビヤブヒビィード差魔』と『ギンジョヴォデエンノヴォー・ヌアルヴビィード差魔』、どちらが継承するかが問題になっている。
わかりやすく言えば、兄弟喧嘩である。
ちなみに現在、デエンノヴォー最高位の称号である『ジョヴォグヴォヴ』を持っているのは『バギジノビヤブヒビィード差魔』と『ギンジョヴォデエンノヴォー・ヌアルヴビィード差魔』の父親であるウアギフィト・『ジョヴォグヴォヴ』差魔である。
そして遠い未来、『バギジノビヤブヒビィード差魔』と『ギンジョヴォデエンノヴォー・ヌアルヴビィード差魔』が死亡した場合を想定して、その子供たちである、『ヴァイゴ差魔』と『ヒスアフィード差魔』の、どちらがデエンノヴォー最高位の称号である『ジョヴォグヴォヴ』を継承するかも、問題になっている。
しかし、そんなくだらない、兄妹喧嘩も、跡取り問題も、今日で全部おしまいだ。
なぜかって?
そりゃあ、俺たちTHE翼が今日中にデエンノヴォーを全員、ぶっ殺すからに決まってんだろ。
俺の前に満身創痍のコマンダーが現れる。
「ついにやったな!闇崎ムツト!」
「ああ、それより、デエンノヴォーは見つかったのか?」
「ああ、ボディガードがかなり強かったが、なんとか倒せた。それで海外に留学した『ヴァイゴ差魔』以外のデエンノヴォーは全員地下の牢獄に監禁されていた」
「そうか!よくやってくれた!コマンダー!」
「おまえも、よく生き延びたな!闇崎ムツト‼」
「ああ、じゃあ行くか!最後の仕上げだ!」
「ああ、案内するぜ!」
待ってろ!デエンノヴォー‼俺が全員ぶっ殺してやるからな...!
次回予告 断罪王オルトロス 対 デエンノヴォー!ヴァイゴ差魔‼その2 相容れぬ価値観‼断罪される偽りの神々たち‼電気ポッドを使った後に内部のお湯の量の確認と水の補給をしないやつは口に入れたガムを外に出さずに飲み込め‼
後書き
次回もお楽しみに
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