仮面ライダー エターナルインフィニティ
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五百二十五話 伝説の決戦の地でその十四
「それで悪事を平気に行う」
「そんな奴だったのだな」
「ライダーの力もです」
これもというのだ。
「本当にです」
「悪用か」
「そうしていました」
まさにというのだ。
「そうしたことも見てきたんで」
「君達もだな」
「気をつけています」
「プロフェッサーには会ったけれどな」
ナックルも話してきた。
「とんでもない奴だった」
「やっぱり悪人でしたね」
「そうだった」
新たに来た風に話した。
「自分のことしか考えていないな」
「そうした人で」
「ライダーの力も悪用するだけだった」
「だからスサノオについたんですね」
「シドもな」
その彼もというのだ。
「そうした」
「自分のことしか考えないで悪事にですね」
「ライダーの力を使うからな」
それ故にというのだ。
「あいつ等はむしろ喜んでだった」
「あちらについて戦って」
「そして消え去ったんだよ」
「そうですね」
「ああ、ああした連中はな」
ナックルは風にさらに話した。
「力を手に入れてもな」
「そうしたことにしか使わないですね」
「俺達も最初はそうだったけれどな」
ナックルは苦い顔でこうも言った。
「しかしな」
「気付かれたんですね」
「力は何の為に使うかな」
このことをというのだ。
「わかったんだよ」
「そうでしたね」
「それでな」
ナックルはさらに言った。
「今はな」
「その力で、ですね」
「人間として限界まで戦ってな」
「神に勝つことですね」
「ああ、ここでも殴り飛ばしてやろうな」
こう言ってだった。
ナックルも戦っていった、戦いは続いていき。
二日目そして三日目となり三日目が終わる頃にはインベス達も減ってきて最後の一体が倒された時にだ。
美作は黒木場のコスプレをして言った。
「今から魚を捌く」
「ああ、そうしような」
黒木場もこう返した。
「一緒にな」
「うむ、ではな」
「鍋作るからな」
バンダナをしているので静香である。
「お前もな」
「同じものを作ればいいな」
「それぞれの世界から色々持って来てくれた」
仲間達がというのだ。
「それを使ってな」
「今から作るな」
「そしてな」
そのうえでというのだ。
「鍋を作るぞ」
「俺はシーフードカレーを作る」
葉山も冷静に言う。
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