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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百二十三話 カンネーの殲滅戦その五

「私も護堂さんにはです」
「わかってもらえてるのね」
「そうです」
 夏目に彼女のサポートをしつつ微笑んで答えた。
「嬉しいことに」
「そういうことわかってもらえるって嬉しいよね」
「はい、本当に」
「そういうことはわかってもらわないと」
 ノワールも言ってきた。
「凄く残念」
「そうよね」
「私はそうした相手はいないけれど」
 ノワールは自分のことも話した。
「夏目達の気持ちはわかる」
「俺がわかるのは夏目だけだけれどな」
 春虎は夏目のサポートをしつつ言ってきた。
「しかし他は誰が誰だかな」
「わからない?」
「目でも見ないとな」
 空にいるシャルロットに答えた。
「難しいな」
「そうなのね」
「それがわかる様になることはな」
 それはというのだ。
「相当に難しいぜ」
「僕達はお互いがわかるけれど」
「他の人がわかる様になるのは大変だよ」
 犬屋敷が言ってきた。
「やっぱりね」
「そうですか」
「僕も耳だけではわかりにくいしね」
「犬屋敷さんでもですか」
「何しろ君達は魂が同じだからね」
 それ故にというのだ。
「だからそうはね」
「わかりにくいですか」
「それもかなりね」
「そうなんですね」
「私この前シャルロットさんに間違われました」
 園子は後ろから来て言ってきた。
「それでさもありなんと思いました」
「当然だって?」
「はい」
 その様にというのだ。
「烈火さんにでしたが」
「あの時は悪かったな」
 烈火が戦いつつ言ってきた。
「聞いただけでな」
「それで、ですね」
「間違えてな」
「それはどうしてもですね」
「本当にそっくりだからな」
「ですから目でも確めないと」
「それじゃあな」 
 耳だけではというのだ。
「本当にな」
「相当親しいかですね」
「本人達じゃないとな」
 さもないと、というのだ。
「やっぱりな」
「わかりにくいですか」
「ああ」
 実際にというのだ。
「滅茶苦茶わかりにくいな、流石に母ちゃんとアウラさんは間違えないけれどな」
「そこ間違えたら怒るわ」
 後ろからその母の声が来た。
「烈火でもね」
「やっぱりそうだよな」
「母親と他人を間違えたらね」
「だからそれはないからな」
 こう言うのだった。
「耳だけでもな」
「そうだったら嬉しいわ」
「母ちゃんと柳の声はな」
 この二つはというのだ。
「本当にな」
「それならいいわ」
「ああ、高乱心してくれよ」
「わかったわ、それで烈火いいかしら」
 陽炎は戦局を見て話した。 
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