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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第五百二十二話 エル=アラメインの勝利その十二

「仕事から逃げることも出来るしね」
「その場合ニートになるけれど」
「だからやることは少ない方がいい」
 薫は二人の天使の援護を受けて戦いつつ答えた。
「バカンス位させろ」
「そう言っても言われたらすぐに動きますね」
「仕方ないからな」
「それがいいのです」
 エレンは笑顔で答えた。
「これからも一緒に戦っていきましょう」
「それじゃあな」
「では今はです」 
 クローディアは薫にあらためて言った。
「この場所で皆で戦いましょう」
「時間までだな」
「そうです、交代の人が来るまで」
 まさにその時までというのだ。
「それぞれ戦っていきましょう」
「そしてグリード達を倒していくな」
「そうしましょう、ただ退く時はです」
「退くな」
「無理はしないことです」
 こうも言うのだった。
「決して」
「そうです、水の様に戦うべきです」
 エレンと二人で薫に告げた。
「押せば引き引かば押す」
「その様に」
「そうね、丁度ここは砂漠でお水は貴重だし」
 梅雨は戦場からも言った。
「それじゃあお水みたいに戦いましょう」
「そうだね」
「それがいいわよね」
 ユナエルとミナエルは梅雨の言葉に頷いた。
「それじゃあね」
「そうして戦おう」
「クローディアもいるし」
「一緒に戦っていこう」
「そうだ、無茶や無理はするな」
 後方から二ノ宮が言ってきた。
「そうして戦え、そしてあの腹が立つ神様をやっつけてやれ」
「凄い本音が出てるな」
「ねね」
 薫が突っ込みを入れねねは薫の言葉に頷いた。
「本当にな」
「隠すつもりがないからな、人間を甘く見るな」
 二ノ宮は臆することなく本音を漏らしていく。
「今回も倒してやる」
「それならですね」
「そうして戦っていけ、最後に笑うのは今回も俺達だ」
 二ノ宮はこうも言ってだった。
 彼も戦場に出る時は果敢に戦った、そうした戦いが続き。
 その中でだ、武田信玄は後方でスパゲティボロネーゼのそれを食べつつ言った。オリーブオイルとガーリックがよく利いている。
「砂漠でお水かなり使うパスタ食えるなんてな」
「イタリアでは大戦中もそうだったらしいわね」 
 信繁は一緒に食べつつ応えた。
「どうやら」
「よくそんな水あったな」
「あまりお水を使わないものだったらしいけれどね」
「それでも凄いな」
「他にも色々あったよ」 
 他ならぬイタリアが答えた。
「トマトにワインにね」
「何か戦争に来てる感じしないな」
「いや、戦争でもだよ」
 イタリアは信玄に必死な感じで話した。
「そうしたものがないとね」
「駄目かい?」
「絶対にね」
 それこそというのだ。
「俺も国民の皆もパスタとワインとジェラートないと駄目だから」
「そこまで必要なのね」
 氏康はイタリアのその言葉に驚いて突っ込みを入れた。
「イタリアさん達は」
「うん、それで敵が来たらね」
 そうなると、とだ。イタリアはさらに話した。 
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