八条学園騒動記
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第六百六十七話 攻撃を受けてその七
ミサイルも放った、その攻撃はというと。
「うわ、凄いな」
「凄い攻撃だね」
タロもライゾウもその攻撃を受ける中で話した。
「まるでこの世の終わりだよ」
「普通に一個軍団崩壊するだろこれ」
「エウロパ軍やマウリア軍だとね」
「十個艦隊はなくなるね」
「連合軍では十個艦隊が一個軍団じゃが」
博士は攻撃を受けるその中で二匹に話した。
「他の国では二個艦隊か三個艦隊でじゃ」
「一個軍団か」
「そうなんだね」
「それでその軍団が二つか三つでじゃ」
それだけ集まりというのだ。
「一個軍じゃ」
「その編成なんだな」
「そうなんだね」
「うむ、この攻撃は他の国の二個軍はな」
それ位の規模はというのだ。
「普通に消し飛ぶ」
「物凄い攻撃だな」
「とんでもないね」
「下手な要塞よりもじゃ」
さらにというのだ。
「強力な攻撃じゃ」
「そんな攻撃受けたらもたないだろ」
ライゾウはどうかという顔で述べた、攻撃の衝撃で多少揺れているがクッションの上で丸くなったままである。
「普通は」
「そうだよね」
タロもクッションの中で丸くなった状態で言う、二匹共攻撃の中でも今の時点ではくつろいでいる。
「二個軍消し飛ばすとか」
「要塞みたいだな」
「まさに動く要塞だね」
「それがあの超巨大戦艦なんだ」
「左様、しかしそれだけの攻撃を受けてもな」
博士は平然として述べた。
「このマシンは大丈夫じゃ」
「多少揺れる位か」
「そうなんだね」
「左様、破壊されることはない」
それはないというのだ。
「だから安心するのじゃ」
「そうか、じゃあな」
「こうしてくつろいでいてもいいんだね」
「そうじゃ、ただ揺れるからな」
多少でもというのだ。
「飲み食いはせん方がよい」
「そうですね」
野上君もそれはと頷いた。
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