超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉~戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる‼~
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第三十四話 断罪王Σとパワハラ美少女マヒロ。道や会社で人にすれ違いざまに悪口を言うやつは交際相手に浮気されてしまえ!
深夜、レストランを出た僕は知らない人の家にお邪魔した。
家の住人がいきなり叫びだす。
人を見ていきなり叫びだすなんてとっても失礼だよね。
だから、僕は被害者として、僕の顔を見て叫んだ加害者たちを食べた。
僕は被害者だからさ、加害者になにやり返してもいいんだよ。
僕は血だらけのベッドの上で寝ることにした。
次の日の朝。
この家の住人の所有物だと思われる携帯から変なメロディーが流れる。
僕は電話に出る。
「もしもし山田さん?休むならちゃんと電話してくれない?」
電話の内容はなぜ、会社に時間通りに出勤しないのか?こんなに忙しい日なのにサボってんじゃねぇよバカ野郎!という内容だった。
僕は今日出勤する山田の代わりに、僕が出勤しますと言って電話を切った。
僕は山田の勤務先のスーパーのバックルームに入る。
先程の電話相手だと思われる美少女に僕は声をかける。
「すみません、遅刻して。今日は僕が山田のかわりに出勤するので」
ネームプレートにはマヒロと書かれていた。
「あんた、だれ?」
「僕は山田の親戚のセメルです」
僕は適当に嘘をついた。
「ふ~ん、でも本人じゃないと、いろいろまずいのよね~」
「でも、忙しいんですよね」
「ま、まぁ今日だけなら特別に許してあげる、頑張りなさい」
僕はマヒロちゃんの指示に従ってスーパーで今日一日だけ働くことにした。
それにしても、マヒロちゃんは人使いが荒い。
マヒロちゃんはバックルームのパソコンで動画を見ながら僕に指示を出すだけでなにもしない。
「ねぇ、さっき暇つぶしに売り場見てきたけど、ちゃんと私が指示した通りになってないわよ!このバカ!アホ!マヌケ!脳みそついてんのか、このクソジジィ!」
マヒロちゃんの指示通りに動けなかった僕をマヒロちゃんは帽子の上から髪の毛を引っ張ったり、殴ったり蹴ったりしてくる。
マヒロちゃんが動画を見ていたパソコンの横には写真盾は飾ってあった。
写真にはマヒロちゃんとスーツ姿の旦那さんと三人の子供たちが幸せそうに笑っている。
なるほど、共働きで育児もしなくちゃいけないんじゃ、ストレスが溜まっても仕方がないよね。
でも、それが仕事ができない僕をサンドバックにしていい理由にはならないんだ。
「おい、クソジジィ!おめぇ何回同じミス繰り返してんだ!クソジジィ!これじゃあ、パソコンで動画見れねぇだろクソジジィ!」
マヒロちゃんは僕に暴言を吐きながら殴る蹴るの暴行を加える。
周りの社員の人はマヒロちゃんが勤務中にパソコンを見ていたり、従業員に暴力をふるっていても見て見ぬふりをしている。
僕に暴行を加えるマヒロちゃんのポケットから財布が落っこちる。
それと同時に内線が店内に流れ、マヒロちゃんの名前が呼ばれる。
「ちっ、あのハゲ店長!こんなクソ忙しいときに限って!」
マヒロちゃんは財布が落ちたことに気づいていないのか、落ちた財布を拾わずに店長がいる事務室へと向かった。
僕はマヒロちゃんの財布から取り出した免許証からマヒロちゃんの家の住所を確認する。
事務室から帰ってきたマヒロちゃんに僕は財布を返した。
マヒロちゃんはさっきとまるで別人のように僕にお礼を言ってくれた。
きっと、根はいい人なのかもしれないね。
勤務時間が終ると僕はマヒロちゃんにあいさつをしてスーパーの制服を身に着けたまま店を出た。
僕は先程、見たマヒロちゃんの免許証に記された住所をもとに、マヒロちゃんの自宅に向かう。
「ここだ」
僕がインターホンを押すと、女の声が聞こえてくる。
「どなたですか?」
「僕はマヒロちゃんのお友達で宅間セメルって言います。実はマヒロちゃんがおうちに忘れ物をしてしまったらしくてそれを取りに来たんですけど、家にあがらせてもらってもいいですかね」
ドアが開く。
ドアの隙間から美少女の顔が見える。
「その制服、ママのスーパーの制服だ!」
美少女は僕の身に着けている制服を見ると、安心したように微笑み、僕を家の中に入れてくれた。
マヒロちゃんの家の中では三人の美少女がテレビゲームをしていた。
そして、リビングのクッションにはマヒロちゃんの旦那さんと思われる男の人がいびきをかいて寝ていた。
僕は近くにあった金属バットでマヒロちゃんの旦那さんの両足を何度も殴って、僕から逃げられないようにした。
マヒロちゃんの旦那さんは両足を両手でさすりながら泣き叫ぶ。
僕はマヒロちゃんの旦那さんから奪った携帯でマヒロちゃんの旦那さんが泣き叫ぶ様子を動画に保存して、マヒロちゃんの携帯送る。
すぐに、マヒロちゃんが家に帰ってくる。
「おかえりなさい」
「セメル!お前、どうして私の家に!そうか!お前がうちの旦那を!」
マヒロちゃんが僕の胸倉をつかむ。
「まぁまぁ、そう怒んないでくださいよ。わかってるでしょ?僕にそういうことすると、どうなるか?」
僕の胸倉をつかんで激昂するマヒロちゃんをマヒロちゃんの子どもたちが不安そうに見ている。
「おい、お前達はおとなしくゲームしていなさい!」
マヒロちゃんの子どもたちは元気そうに返事を返してリビングに戻る。
「賢い判断だ」
「あんたの目的はいったいなんだ?」
「とにかく、旦那さんは二階に運びました、僕についてきてください」
マヒロちゃんは旦那の命が惜しいのか、僕の指示通りに僕と共に二階に上がる。
「マヒロ!こりゃあいったいどうなっているんだ!」
「ユキヤ!」
どうやらマヒロちゃんの旦那さんの名前はユキヤと言うそうですね。
「マヒロちゃん、旦那さんを助けてほしければ、僕に謝ってください」
「謝る?いったい何を?」
「マヒロちゃんは今日僕に暴言を吐きながら、暴力を振るいましたよね?それについて土下座して謝罪してください」
「わ、私は間違ったことをしたつもりはない!私も新人の時はああやって先輩に鍛えてもらったんだ!私はあんたに立派になってほしいからああやって、厳しい指導を加えたんだよ!」
僕は金属バットでユキヤの両足を殴る。
「うぐあぁぁぁぁぁぁぁッ!」
「ユキヤッ!」
「マヒロちゃんが僕の言う通りにしてくれれば、僕はこの家から出て、警察に自首します」
「わ、わかった」
マヒロちゃんが僕に向かって土下座をする。
「謝罪の言葉が聞こえませんね」
「す、すみませんでした」
マヒロちゃんが顔を上げる。
「では次に、いますぐ会社に辞表届を出してください」
「ちょっと、待て!約束が違うぞ!私はちゃんとあんたに土下座して謝罪したじゃないか!」
「それだけで終わりにするとは言ってませんよ」
僕は金属バットでユキヤの両足を殴る。
「うぐあぁぁぁぁぁぁぁッ!」
「ほら、早くするッ!」
「ふ、ふざけるなぁ!ユキヤの給料だけじゃ、子供たち三人を養うことはできないんだぞ!」
「でも旦那さんが死んでしまったら同じことですよね、いいじゃないですか、また別の職場を探せば」
「ち、ちっくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!」
マヒロちゃんが泣きながら辞表届を書いている。
ユキヤが泣きながら先に救急車を呼んでくれと泣き叫ぶ。
「うるせぇよ」
僕は金属バットでユキヤの両足を殴る。
「うぐあぁぁぁぁぁぁぁッ!」
会社に辞表届を出したマヒロちゃんが家に帰ってきた。
断罪王Σに変神した僕がユキヤの頭部を食べている。
それを見たマヒロちゃんが泣き叫ぶ。
「ちゃんと言われた通りにしたわよ、あのハゲ店長めちゃくちゃ驚いてた...おい!おめぇよぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!約束が違うぞぉぉぉッ!」
「僕は約束を守るとは一言も言ってませんよ」
僕はユキヤを完食するとマヒロちゃんに暴力を加える。
そう、まるで今日会社で僕がマヒロちゃんにされたように。
気がつけばマヒロちゃんは冷たくなっていた。
僕はマヒロちゃんを食べた。
僕は二階からマヒロちゃんの子どもたちがテレビゲームをして遊んでいる一階に移動した...。
しばらくして僕はマヒロちゃんの家を出た。
次回予告 断罪王Σと復讐美少女ツクネ。楽しそうに人の悪口ばかり言っているくせに、自分の悪口を言われると馬鹿みたいに騒ぎ出すやつは、見ず知らずの人間にすれ違いざまに耳元で意味不明な呪文を唱えられろ!
後書き
次回もお楽しみに
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