イベリス

「それを自分達の勢力が落ちてきてね」
「その挽回の為に」
「難癖つけてね」
　靖国の産廃問題は実はその新聞社が言うまでは問題視されていなかったのだ、さも昔からある様な話になっているがだ。
「それでよ」
「そのうえでなのね」
「貶める様なことをしたら」
「祟られるというかもう天罰？」
「自業自得だから」
「そうよ、これからどんどん報いを受けるでしょうけれど」
「自業自得ね」
「あの新聞社他にも悪事犯してるしね」
　靖国だけでなくというのだ。
「もうその天罰はね」
「これからもどんどんあって」
「そしてね」　
　そのうえでというのだ。
「凄いことになるわよ」
「そうなるのね」
「靖国の英霊は怒らせないことよ」
「自分達を護ってくれてるし」
「そうよ、鬼って言葉でわかるでしょ」
「この場合鬼って幽霊よね」
　元々は中国から来る言葉だ、中国では霊のことを鬼と呼ぶのだ。
「それで英霊で」
「日本を護ってくれるね」
「それでね」
「下手をすると怨霊にもなるのね」
「ええ、全くあそこの新聞社は馬鹿なことしてるわ」
「私利私欲で」
「それでね」
　愛はこれ以上はないまでに軽蔑を込めて述べた。
「他にも自分達の為だけに相手を貶める」
「日本や日本人を」
「そうしてきたから」　
　だからだというのだ。
「天罰受けない方がおかしいわよ」
「祟りじゃないのね」
「あそこまで悪いなら」
　それならというのだ。
「もう祟られるんじゃないわ」
「報いね」
「そうよ」
　まさにというのだ。
「どうせ反省もしないしね」
「しないでしょうね、やっぱり」
「根っからの悪人というか下衆は反省しないわよ」
「下衆はなの」
「もう責任転嫁ばかりしてね」
　その様にしてというのだ。
「自分は居直ってね」
「反省しないのね」
「それで同じこと繰り返して」
　そうしてというのだ。
「平気で嘘吐いていくわ」
「あそこの新聞社嘘吐きで有名だしね」
「マスコミが嘘吐いたら終わりだけれどね」　　
　そもそもとだ、愛は話した。
「それで根っからの下衆はね」
「反省しないのね」
「そうよ、それで悪事を繰り返すから」　
　そうするからだというのだ。
「もうね」
「反省しないのね」
「そう、だからね」
　それでというのだ。
「天罰はあそこが完全に潰れるまでね」
「終わらないのね」
「天罰を受けて反省したら」
　それならというのだ。
「まだね」
「いいのね」
「けれど反省しないなら」
「それで同じ悪事繰り返すなら」
「もうね」
　それこそというのだ。