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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル

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第86話 やってきました、参観日!まさかの人物登場!?

 
前書き
 松田達の親や銀魂のキャラの家族関係変更などはオリジナルなのでお願いします。 

 
side:イッセー

 
 ゼノヴィアとイリナが復活してから2日が過ぎた。


「イッセー君、このカレー美味しいよ!」
「ああ、バクンウニとエビフライの旨味が濃縮されているな!いくらでも食べられるぞ!」


 イリナとゼノヴィアは前に祐斗達が捕獲したバクンウニとエビフライ、後は俺が用意した海の幸が詰まったシーフードカレーを朝飯として食べていた。


 カレーは一晩寝かせると美味しいんだよな。


「復活してから凄い食うよな、お前ら」
「本当はグルメ細胞を持ってるんじゃないんですか?」


 俺は美味そうにカレーを食べる二人を見て笑みを浮かべるが、復活する前より食べる量が増えていることに突っ込んだ。なにせ大盛りをもう7杯はおかわりしているんだぜ。小猫ちゃんも苦笑いしてるぞ。


「だってだって!すっごく美味しいんだもの!」
「そもそもイッセーと小猫の方が食べてるじゃないか。20杯目だろ?」
「俺は元からこんなんだし」
「私もグルメ細胞が目覚めてからもっと食べるようになっちゃったんですよね」


 イリナは『ペカ~』という効果音が出そうなほどの満面の笑みを浮かべて美味しいと話す。そしてゼノヴィアはちょっとムッとしながら俺達の方が食べているじゃないかと返した。


 まあ俺達の方が遥かに食ってるけどそれはグルメ細胞を持ってるからであって持っていないお前らが凄い食うのが気になるんだけど……検査してもグルメ細胞は持っていなかったしやっぱり素で大食いなのか、この二人は?


「ホント見ていてお腹いっぱいになりそうね。私は1杯でお腹いっぱいよ」
「でもよく食べるお二人を見ていると頑張って究極に甘い食材を集めた甲斐があったというものですわ」
「関係なさそうに言ってるけど朱乃も4杯目よね?」
「え、えっと……ゆ、祐斗君もたくさん食べていますからわたくしだけが増えたわけではないですわ!」
「あはは……」


 リアスさんは俺達の食欲をジト目で見ていた。それに対して朱乃は美味しそうに食べる二人を見れて頑張った甲斐があったと話した。


 だが朱乃は既に4杯もおかわりをしておりそのことをツッコまれると祐斗も食べる量が増えたと誤魔化して祐斗が苦笑いを浮かべた。祐斗も祐斗で7杯は食ってるからな。


 まあこの二人も今ではグルメ細胞を持ってるから食事の量が増えるのも仕方ないんだけどな。


「うぅ……僕もうお腹いっぱいです」
「ギャスパー君、2杯しか食べてないじゃないですか。それじゃ師匠みたいなムキムキになれませんよ?」
「が、頑張りますぅ……」


 ギャスパーにもっと食べないとムキムキになれないとルフェイは言いギャスパーは頑張ると言うが、俺的にはムキムキになったギャスパーは見たくないぞ。


 顔は初めてあった人が女の子だぞと言われても信じるくらいには整ってるのにその下が筋肉ダルマなんて……怖いな、うん。


「そういえば先輩、今日は授業参観の日ですけど一龍さんは来ないんですか?」
「親父は来ないよ、去年も来なかったし今年はさらに忙しいから来ることはないだろうな。そもそもD×Dの世界には来れないし」


 小猫ちゃんが今日は授業参観の日だから親父は来ないのかと聞いてきたが来ないと答えた。シュウとマイは俺と仲間以外が近寄ると嫌がるんだ。親父も例外ではなくこちら側には来れたことはない。


「そうなんですか。私も親が早くに亡くなっているからそういった経験がないので未来の義父さまに一回くらいは見てもらいたいなって思ったのですが……」


 小猫ちゃんは少し寂しそうにそう答えた。そうか、小猫ちゃんも早くに両親を亡くしているから授業参観の日に親に来てもらったなんて経験はないのか。


 俺もそういう経験はないんだけど恥ずかしさの方が勝るから親父に来てほしいと思ったことはないんだ。でも小猫ちゃんみたいに親に見てほしいと思う子もいるんだよな。


 どうにかしてあげたいと思うがこればかりは無理だ。だってシュウとマイがストレスにすごく弱いからそれで死んでしまったらもう互いの世界を行き来することが出来なくなってしまう。


 ブルマさんが作っているという異世界を渡る装置も完成していないって聞いているし残念だが諦めてもらうしかないよな。


「大丈夫よ、小猫。また私のお父様やお兄様が来てくれるわよ」
「リアスさんの両親は毎年来るんですか?」
「ええ、そうよ。でも今年はちょっとお母様は来るか分からないわね。ライザーの婚約の件で結構揉めちゃったし」


 リアスさんは気まずそうにそう答えた。なんでもライザーとの結婚は元々彼女が大学を卒業するまでは先延ばしにする約束だったらしいのだが、それを早めたのがリアスさんのお母さんらしい。


 そのせいで母親とケンカしたリアスさんは気まずいのだろう。


「まあ私の事はいいわ。お父様にお願いして小猫の姿を録画してもらうからそれを一龍さんに見てもらったらどうかしら?」
「そ、それはそれで緊張しますね……」


 まあそんなこんなで朝飯を終えた俺達はゼノヴィアとイリナに留守番を任せて駒王学園に向かうのだった。


―――――――――

――――――

―――


 学園に登校した俺とアーシアは朝会が始まるまで松田達と話しをしていた。


「今日は授業参観かー。親に授業中の姿を見られるなんて最悪だぜ。母ちゃん怒ると怖いんだよなぁ……」
「俺も母さんが来ると言っていたから憂鬱だ……」
「アンタ達は普段から悪い評判しかないから今日だけ良い格好をしても意味ないもんね」
「うるせぇ!最近はマシになってきたぞ!」


 松田と元浜は親が来ることにゲンナリしていた。桐生はそんな二人を見て今日だけ良い格好をしても意味ないと答えて松田が怒った。


「そういえば兵藤とアーシアの両親は来ないの?」
「俺は親父が忙しいから来ないな」
「私も両親は海外にいますから……」


 桐生に俺達の両親は来ないのかと聞かれたが誤魔化した。だって親父は異世界にいるしアーシアには親はいない、だから当たり障りのない言葉を選んだ。


「……ふーん?」


 桐生は今一つ納得しきれていなさそうだったが俺達の意思を尊重してくれたのかそれ以上は聞いてこなかった。


 そして時間は進んで授業参観の時間になった。実は授業参観とはあるが実際は公開授業のようなもので親以外にも中等部の子達が先輩たちの授業の様子を見に来ていた。


「あれが兵藤先輩……」
「怖いって噂の……」
「顔に傷があるよ、ヤクザみたい」
「でもワイルドでカッコいいかも……」
「えー、趣味悪いわね。木場先輩のほうがずっとカッコいいのに」
「木場先輩はカッコいいけど細いし……やっぱり男の人はガッチリしてないと」


 俺を見て中等部の子たちがヒソヒソと何かを話していた。まあ良い噂ではないだろうな。


「げっ、母さん来ちまった……」
「ううっ、小遣いを減らされないためにもヘマは出来ないな」


 どうやら松田と元浜の母親も来たみたいだな。松田のお母さんは良くいる主婦って感じの人で元浜のお母さんはスーツを着た綺麗な人だった。


「松田は兎も角元浜のお母さん、美人ね」
「ああ、元浜も眼鏡外せば顔は良いからな」


 桐生と俺はそんなことを話していたが桐生の親も来たらしく桐生は「うわぁ……」という感じの嫌そうな顔をしていた。しかし両親共に来るとは仲がいいんだな。


「なんだ、松田達に親来るの嫌なのかと言っておいてお前も嫌なのか?」
「いや、来てくれるのは嬉しいんだけどお父さんの方がね……」
「うん?……ああ、そういうことか」


 俺は一瞬桐生が何を言いたかったのか分からなかったが、桐生のお父さんがやたら本格的なカメラを取り出したのを見て察した。どうやら桐生のお父さんは親バカみたいだ。


「おまえらー、席に着けよー」
「坂田先生、気合入った格好をしていますね」
「結野アナも来るかもしれないからな」
「先生、姉さまは今日は忙しくて授業参観には来られないと話しを伺っているでござんす」
「よし、授業参観は終わり!みんな、解散!」
「いや終わらせないでください」


 俺達のクラスは国語で担当の坂田先生が普段のだらしない格好からは考えられないような決まった姿に俺達は驚いた。


 というのもこのクラスに結野外道丸という女子生徒がいるのだがその姉がアナウンサーをしており坂田先生はその人の大ファンらしい。だからあんなおしゃれな格好をしているのか。


 だがその女子生徒は今日は姉は来ないと言う、それを聞いた坂田先生は直に授業参観を終えようとしたが眼鏡をかけた男子生徒に突っ込まれていた。


 肝心の授業の内容だがなんと親御さんに対する感謝の気持ちを込めた作文を読むことらしい。だが当然思春期である生徒たちが受けいられる訳もなく最初は「恥ずかしい」だの「高校生がやることじゃない」だの「授業中にジャンプ読むな」などの批判の声があった。


 しかし坂田先生曰く「お前らどうせ普段親に感謝しないだろう?母ちゃんにくっさいパンツ渡して「これ洗っといてー」とか当たり前のように言ったりご飯作ってもらっておいて呼ばれたら「うるせぇ!今行くって言ってんだろう!」って切れたりしてんだろ?女子はお父さんに一緒に洗濯物しないで!って怒ったりするんだろう?だったら今日くらいキチンと感謝の言葉を親に言ってもバチ当たんねぇだろ?と言われて渋々納得した。


 もし今日当てられたらこの場でそれを発表しないといけないから当たったら羞恥心の地獄だ。まあ俺は親父が来ないからそこまで危機感は無いんだけどな。


「ちょいと通してもらうぞ」


 どうやらまた誰か来たみたいだな。しかしなんか周りが騒がしくなったな、ガヤガヤと後ろの方を注目している。そんなに珍しい人が来たのか?


「なんだあの人?爺さんなのにムキムキだぞ?金髪でファンキーな格好をしているな」
「スキンヘッドの人にやたら怖そうな人もいるな。誰の親だ?」
「ちっちゃなお婆ちゃんとやたらデカいリーゼントのお爺さん……どんな組み合わせ?」


 松田、元浜、桐生の三人もそれぞれそんな感想を言っている。やれやれ、一体どんな格好で来たんだか。


「イ、イッセーさん。あの……」
「どうした、アーシア?」
「後ろの方に……」
「ああ、なんか凄い格好した人いるんだろう?授業参観だっていうのに非常識だよな」
「いえ、その……」


 なんかアーシアの様子がおかしいな?やたらと驚いているが……?


「ん?おお、イッセー!アーシア!そこにいたか!」



 ……………………………んっ?


「えっ……?」


 俺は聞いたことのある声が聞こえて思考を一瞬消してしまった。そして反射的に振り返るとそこには……


「お、おぉっ!親父ぃ!!?」


 なんと背後にいたのはここにいるはずのない一龍本人だった!しかもマンサム所長や茂松さん、節乃お婆ちゃんに次郎さんまでいるじゃねえか!


「お、親父ぃぃぃ!!何でここに!?」
「おい兵藤、今は授業中だぞ。親が来てビックリしたからって立つんじゃねーよ」
「す、すみません……」


 俺は立ち上がってそう言うが坂田先生に注意されてしまう。渋々座るがやはり納得は出来ない。


(なんで親父がいるんだ!?俺は何も聞いていないぞ!?しかもご丁寧に匂いまで消してやがったから声を聴くまで気が付かなかった!!)


 もうパニックを起こしそうなほど驚いていた。そもそも異世界を移動するための装置はまだ出来ていなかったんじゃ……まさか親父、俺に嘘をついたんじゃないだろうな!?


(実際はもう完成していたけどサプライズとかって俺達に黙っていた……うん、親父ならやりそうだ。俺の驚く顔を見てニヤニヤしていたし……でもなんで節乃お婆ちゃんたちまで連れてくるんだよ!)
「兵藤、お前さっき授業の進行妨害したから罰として最初の一発目に使命だ」
「……えっ?」


 色々考え事をしていたが坂田先生に指名されて頭が真っ白になってしまった。


「し、指名って……俺が?」
「お前以外に兵藤はいねぇだろう?」
「いや、でも……」
「親が来て流石のお前も緊張しているのか?普段の学生らしくない落ち着いた態度が全くねぇじゃねえか」


 坂田先生もニヤつきながらそう言ってきた。腹立つな……


 松田や元浜、桐生に周りの生徒たちも何故かワクワク!っていう効果音が聞こえそうなくらい目を輝かせて俺の行動を待っていた。


(や、やるしかねえか……)


 俺は渋々立ち上がり話そうとする。せめて親父たちの方は見ないようにしよう。


「おい、読むときは親御さんの方見て言えよ」
「えぇっ!?」


 坂田先生にそう言われてついそう言ってしまった。この状況の中で親父の顔を見ながらコレを読めって!?


「坂田先生、流石にそれは……」
「早くしろよ、授業終わっちまうだろうが」


 も、もうヤケクソだ!俺は意を決して作文を読み始めた。

 
 内容自体は重くならないように、そしてG×Gには触れないように親父や兄貴たち、IGOの皆や節乃お婆ちゃん達などに対して俺が普段どう思っているのか感謝の気持ちとお礼の言葉を書いた。


 そしていつか親父のような立派な美食屋……とはストレートには書かずに濁して仕事をしていきたいと話して締めくくった。


 すると周りから拍手が鳴って松田達も何故かちょっと泣いていた。他の生徒の両親も少し泣いてる人がいた。


 親父の方を見ると少しだけ目元を抑えていた。それを茂松さんやマンサム所長がほほ笑みながら肩を叩いていた。親父、泣いているのか……?


 そして俺が着席すると次の生徒が指名されてその子が話し始めた。それから暫くしてアーシアの作文を聞き終えると親父たちは何処かへ移動した。


 因みにアーシアは俺やオカルト研究部のメンバー、ゼノヴィアとイリナ、親父たちに対する感謝の気持ちを書いていた。上手く誤魔化してはいたけどな。


 そして授業が終わると俺はアーシアを連れて急いで親父たちの後を追おうとした。


「イッセー、さっきの人達って……」
「すまん松田!その話はまた後日にするよ!行くぞ、アーシア!」
「は、はい!」


 話しかけてきた松田に詫びをすると俺はアーシアを連れて教室を出た。すると祐斗と合流した。


「イッセー君!さっき一龍さん達が僕の教室に来たんだ!どういう事?」
「えっ?お前の所にも来たのか?」
「うん。節乃さんがビデオカメラで録画してたんだ」


 そういえば俺とアーシアも録画を撮られていたな。思い出してきたら恥ずかしくなってきたぞ……


「それで親父たちは何処に?」
「分からない。少ししたらいなくなっていたんだ」
「イッセー!」


 すると今度はリアスさんと朱乃がこっちに走ってきた。


「リアスさん、朱乃。もしかして……」
「ええ、一龍さんが私達のクラスに来たの!」
「アザゼル様やお父様も来ていたのにそれ以上に驚いてしまいましたもの」


 どうやら親父たちはリアスさんと朱乃のクラスにも行ったみたいだな。しかしアザゼルさん達もいたのか、今の親父たちは完全に強さをコントロールして実力を知ってる俺でも普通の一般人にしか感じ取れないから問題は無いと思うが……いや姿や恰好が完全に珍しいから目立つっちゃあ目立つか。


「そうなると小猫ちゃん達のクラスにも行っているかもしれないな」
「ええ、行ってみましょう」


 俺達は急いで一年生の教室がある階に向かう。すると何やら人だかりが出来ていた。


「お父様!どうでしたか?」
「うんうん、いい英語じゃったぞ。イッセーにも見習ってほしいもんじゃな」
「えへへ……」


 すると親父と小猫ちゃんの声が聞こえたので人だかりの中心に言ってみる。するとそこには仲良さそうに話す小猫ちゃんと親父の姿があった。因みにギャスパーは近くでアワアワしていた。


「親父!」
「おおイッセー!授業は終わったのか?」
「終わったのかじゃないだろう!一体どうやってこっちに……」
「まあまあそう怒るな。息子と未来の義娘の授業中の姿を見に来ただけじゃないか」
「だからって……」


 俺は親父に怒ろうとしたが周りが騒がしくなったので見て見る。すると……


「えっ、未来の義娘って……あの二人そういう事なのか!?」
「噓でしょ!?学園のマスコットである小猫ちゃんが野獣と付き合ってるって事!?」
「小猫ちゃんが汚れてしまうわ!」
「信じられない、何であんな野蛮そうな奴が……俺が小猫ちゃんを狙っていたのに……」


 し、しまった!親父が変な事を言うから俺と小猫ちゃんが付き合ってるってバレちまったじゃないか!?


「そうですよ、イッセー先輩。いえあ・な・た♡お父様が折角来てくださったのですからそんなに怒ったら駄目です♡」
「小猫ちゃん!?」


 小猫ちゃんはまるで見せつけるように俺に抱き着いてきた。さらに……


「小猫ちゃんだけズルイです!私だってイッセーさんのお嫁さんになるんです!」
「アーシア!?」
「あらあら、わたくしだってイッセー君の妻になるんですよ。忘れてたらメッですわ♡」
「朱乃!?」


 逆の腕に抱き着いてきたアーシアと背中にくっ付いてきた朱乃、それを見た生徒たちは阿鼻叫喚になっていた。


「そんな!学園の聖女であるアーシアちゃんまで野獣に堕とされていたのかよ!」
「それどころか学園の二大お姉様である朱乃先輩まで……許せない……!」
「兵藤君も大変だねぇ……」
「殺す、殺してやるぞ!天の助!!」
「ええッ!?なんで俺ぇ!?」


 もうこりゃどうしようもないな。俺は皆を連れてその場を後にした。


 後何故か所山天の助という缶コーヒーを飲んでいた男子生徒がとばっちりを受けていたが無視した。すまんな。


  
 

 
後書き
イッセーだ、まさか親父が来るなんて思っていなかったぜ。でもこういうのは初めての経験だから嬉しかったな、小猫ちゃんには感謝だぜ。


 どうやらマンサム所長達は先に俺の家に帰ったらしいしココ兄達もそっちにいるみたいだ。さっさと帰って装置の説明でも聞こうかな。


 ……ってサニー兄が出かけた?親父たちと違って強さをコントロールできないんだから万が一魔王とかに見つかったら大変だぞ、大人しくしていてほしいんだけどな。


 おっ、どうやら帰ってきたみたいだな。おいサニ―兄、あまり勝手に出歩く……ってなんでサニー兄とその人が一緒にいるんだ!?


 次回第87話『異世界を渡る装置の説明を聞きます!えっ!?サニー兄とどうしてアンタが!?』で会おうぜ。


 次回も美味しくいただきます! 
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