八条学園騒動記
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第六百五十二話 打ち上げの時にその四
「ナッツ類もいいと言った、あと肉やパスタもだ」
「いいって言ったんだ」
「飲む時も栄養バランスを考えてな」
そうしてというのだ。
「飲むといいとな」
「飲むにしてもだよね」
「医食同源だからな」
中国で言われてきた言葉であるがこの時代においては連合全体で普及し定着している考え方であり言葉である。
「だからな」
「身体によくないものでないと駄目だね」
「肴もな」
「じゃあジャンクフード系は」
「やっぱりな」
どうしてもというのだ。
「あまり食べない方がいい」
「お酒に合ってもだね」
「あれはあれで美味いが」
ジャンクフードと呼ばれるものもというのだ。
「しかも今はそれなり以上に栄養も考えられているが」
「やっぱり普通のお料理と比べるとね」
「栄養はよくない」
「そうだね」
「だからフランツにもな」
「あまり食べない方がいいって言ってるんだ」
「時々ならいいが」
問題ないがというのだ。
「しかしな」
「いつもになるとね」
「よくない」
「そこはね」
ロミオもそれはと頷いた。
「どうしてもね」
「ジャンクフードというだけあってな」
「栄養価はちょっとね」
どうにもというのだ。
「問題だね」
「そういう事情があるからな」
「ジャンクフードよりもだね」
「普通の食事だ」
「それがいいね」
「普段食うものもそうで」
そしてというのだ。
「飲む時もだ」
「同じだね」
「それでフランツにも言っているが」
「ちゃんと守ってるんだね」
「ああ、しっかりしたものを食うとな」
酒の肴でもというのだ、このことを飲みながら話した。
「本当にな」
「身体にいいね」
「かなりな、それでだが」
タムタムはウイスキーを飲みつつ話した、もう酒は交換した形になって彼はそれを飲みロミオはブランデーを飲んでいる。
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