ハッピークローバー
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第十四話 話をしてその十五
「まさにね」
「そうだよね」
「本当にいたら怖いわね」
「見たって話は結構あるよ」
目撃談はというのだ。
「これがね」
「本当に見たって人いるのね」
「うん、けれど大人しいからね」
アナコンダはだ。
「確かに人襲うけれどね」
「それじゃあ大人しくないでしょ」
「普段はだよ、だって何メートルもあるから」
大きいのでというのだ。
「鰐ですら一呑みだから」
「人間もなのね」
「同じだよ」
「一呑みなのね」
「そうするだけで普通に見ているだけだったらね」
「襲ってこないのね」
「うん、ただあまりにも大きいから」
それ故にというのだ。
「巨大アナコンダも基本水棲らしいよ」
「陸地にはあまり出ないのね」
「そうみたいだよ」
「じゃあ泳いだり小さなボートに出ていないと」
「基本襲われないよ」
「そうなのね」
「巨大アナコンダも人襲ったって話少ないし」
今話している生きものもというのだ。
「近寄らないと大丈夫だよ」
「そういうことね」
「そうだよ、しかし本当にアマゾンで泳いだら」
どうなるかとだ、達川はこのことは深刻な顔で述べた。
「怖いね」
「ピラニアも鰐もアナコンダもいるから」
「デンキウナギだっているしね」
「危険が一杯ね」
「ジャングルの中も怖いしね」
「ジャガーとかいるわね」
一華はこの獣を思い出した。
「そうよね」
「あと毒虫とかサンゴヘビとか」
「サンゴヘビも毒蛇よね」
「猛毒だよ、本当に仮面ライダーでもないと一人で生身で生きられないから」
そうした環境だからだというのだ。
「俺あそこはあまり行きたくないね」
「何とか探検隊でもないとね」
「あれはまた特別だしね」
それでというのだ。
「そうそうはだよ」
「行けないわね」
「けれど恐竜も」
「いても不思議じゃない」
「そんな場所だね」
「そうよね」
「恐竜って難局にいるでしょ」
留奈が言ってきた。
「何か」
「難局に?」
「日本の調査団の人が見たってね」
こう一華に話した。
「お話があるのよ」
「そうだったの」
「南極のゴジラってね」
「言われてるの」
「それで南極にね」
「恐竜がいるっていうのね」
「そう、それでね」
留奈は一華にさらに話した。
「南極ってニンゲンもいるわね」
「あの十字架にかけられた使徒みたいなの」
「知ってるのね、一華も」
「あれは有名だからね」
このUMAはというのだ。
「だからね」
「知ってるのね」
「あれ何かしらね」
「鯨の突然変異説あるね」
古田が言ってきた。
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