ポテト投げたら爆発したwww
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美人には騙されちゃいけない
次の日、俺たちは中学校で普通に生活していた
本当に普通だ。ジャガイモのことなんかすっかり忘れていた
だがそのとき、事件は起こった
ドゴーーーーーンッ!!!!
大きな爆発音、とてつもない爆風、揺れる学校。俺は突然のことを理解できなかった。窓際には、クラスのみんなが集まっていて外を見ていた。広人もその中にいる
「理科室で火災が発生しました。生徒の皆さんは安全に避難してください・・・・・」
校内放送が流れ、全員が非難する。どうやら理科室で爆発があったらしい
校庭に出ると理科室からは黒煙が上がっていた。俺と広人はただその様子を見ることしかできなかった
ザワザワザワザワザワ・・・・・
急に周りがざわつき始めた
「おい、あいつ誰なんだ?」
広人が指をさすほうを見ると、そこにはバズーカを持った若い女性が立っていた。紫の腰まである長い髪の毛に、黒い革ジャン。その革ジャンの間から大きな胸の谷間が見える。そして黒いジーンズ、黒いブーツ。黒に身を包んだ女性は、こっちを見ていた
「あなたが山本洋介ね。山本伸介の息子。そして隣が川本広人。あんたたちにはちょっときてもらいたいの」
「えっと、失礼かもしれませんがあなたは?」
俺はその人に聞いた
「私は伊集院仁(いじゅういん しのぶ)42歳の男よ」
「はぁ?!」
その自己紹介に、俺たちは何も言えなくなった。とてもきれいな顔と体をしているのに、42歳の男だなんて・・・・・
俺は、急にあの人について行きたくなくなった。
「洋子さんには了解もらったから」
「何で母さんの名前知ってんだよお前!」
そう、洋子さんとは俺の母さん、山本洋子だ
「今あなたたちの力がどうしても必要なの!」
「どうして?」
広人が聞く
「今、戦争が起ころうとしているのPTT戦争が・・・・」
「なんかかっこいい名前だな・・・・」
「PTTとはPOTETOの略よ」
「ぜんぜんかっこよくねぇぞ!!」
「そのために、あなたたちの力が必要なの。あなたたちの遺伝子が、その戦争に使われようとしている。使われたら、確実に日本は壊滅する!」
「えぇぇぇぇ!!!!」
「そのため私はあなたたちを保護し、そしてPTT戦争から日本を守るために、あなたたちには戦ってもらうわ」
「えぇぇぇぇ!!!」
たかが俺たちに国がかかっているなんて・・・・ありえない!!
「ちなみにこのバズーカは広人君の家にあったものを借りたわ」
「父さんの発明したやつじゃん!しかも爆発ジャガイモでやったのかよ!この火災を!!っていうか盗むな!」
「あと学校を破壊した理由はあなたたちを外に出すためよ」
「もっと普通にやれよ!!」
俺たちは最後まで抵抗したものの、このわけのわからない女装42歳に車に乗せられてしまった
これからどこに行くのだろう・・・・?
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