異生神妖魔学園
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舌寺の腹舐めへそ舐め騒動
1時間目の終了の合図を知らせるチャイムが鳴った。
紺子たちが受けていた授業は体育だった。内容はバスケットボールで、ある程度基礎的な動きを学んだ後、紺子チームと一生チームそれぞれ8人ずつにわかれて対決。
特にライバル関係である紺子と一生、ボールの取り合いになるとさらに試合が白熱化。だが紺子チームには龍哉とディーゴがいる。2人の運動神経の抜群さによって紺子チームは勝利。乱は勝利の祝いに紺子に激しくキスをした。
それから女子更衣室にて、いつものように開始前同様ガールズトークをしていた。
紺子「だからさぁ、乱。お前のキス激しすぎるんだって。燐斗先生みたくチューマシンガンとか引くわ」
乱「だって嬉しかったんだもん。龍哉とディーゴにもやったけど、やっぱりこんこんが一番だよ」
紺子「私にとっちゃストレスしか溜まんねぇんだよ!いつもいきなりすぎるわ、濃厚すぎるわ……!もうちょっと薄めにできねぇのかよ! 」
辰美「まあまあ紺子様、そんなことおっしゃらずに」
辰美がなだめるが、すでに着替え終えた龍華が声をかけてきた。
龍華「俺たちもう着替えたけどまだ終わんないの?」
紺子「もうちょっとなんだけど……あれ?リボンどこ行ったかなぁ………」
ほぼ着替え終えている紺子だが、いつも胸元につけているリボンを見失ったようだ。
どこかに紛れてしまったのだろうか、更衣室全体を探してみることにした。
紺子「あれがないと困るんだよな。お気に入りなのに……」
龍華「紺子、俺たちもう行くからな。次の授業に遅れちまうし」
紺子「構わないよ。私も見つけたら全力ダッシュで行くから」
仁美「じゃあお先~」
冷火「冷火も先に行きますね(私だって待ってられねぇわ!ちゃんと目に入るトコに置いとけってんだよ!)」
紺子「うん。じゃあねー」
女子たちが次々と出ていき、更衣室に残ったのは紺子ただ1人。そんな彼女に悲劇が訪れるなど考えてもいなかった。
紺子「あっ!あった!」
やっとリボンを見つけた紺子はすぐに胸元に結んだ。
紺子「なーんでこんなトコにあったかわかんねぇけど、すぐ走って教室に戻んねぇとな」
リボンの形を整え、更衣室を出ようとしたが、急に何者かの不気味な視線を感じ取った。
紺子「!?」
紺子の全身に寒気が走り、更衣室を出ようとした足がすくんで止まる。
更衣室には紺子しかいない。まさか学園長が隠れているのか?だが辰蛇は今秘術室のライオンの檻に入れられている。
そんなことは露知らず、視線に恐怖する紺子はすぐにここから出ようと動かない足をなんとか無理矢理動かそうとしたその瞬間。
???「紺子っち、つっかまーえたー♪」
紺子「ひえあぁ!?」
背後から聞き覚えのある声が聞こえ、赤い蛇のような紐のようなベトベトした何かが紺子を縛ってきた。
なんとか拘束を解こうとするが、縛りつける力が強すぎる。全身を腕ごと締めつけられているせいで動くことすらできない。
紺子「さっきの声………この舌………ちょっと!舌寺先輩だろ!おい!どこに隠れてんだよ!」
舌寺「こ~こで~す。ここ、ここ~」
床下から声が聞こえる。床を見ると、先ほどまで開いていなかった床板が開いており、その下には下品そうに笑う舌寺がいた。
紺子「い…い…いやあああああああああ!!」
更衣室に紺子の悲鳴が響き渡り、舌寺は床下から出てくると、そのまま紺子の背後に回った。
紺子「ち、ちょっと……いつの間にそこにいたの……!?授業どうしたんだよ………!?」
舌寺「授業?こっそり抜け出したんだけど、それが何か?紺子っちのお腹急に舐めたくなったからずっとそこに隠れてたんだよね~」
紺子「それこそ問題だろ…!ねえ、ホントにどうしちゃったの舌寺先輩…!?」
舌寺「ん~?俺っちは別にいつも通りだよ~。垢嘗の舌は長いからこうやって人のこと捕まえられるんだよね~」
紺子(思いっきりパクってる!?尻尾で人を捕まえる私をパクってんじゃねーか!)
舌寺「いや~、それにしても紺子っちの怖がってる顔もすっごくかわいいですな~。このまま舐めればどうなっちゃうのかな~?」
紺子「へ?い、いや…ちょ、待っ―――――」
ペロッ
紺子「てゃあっ!!/////////」ビクンッ
余った舌先が服のはだけた部分から出ている腹を舐めた。紺子は身を震わせ、顔を赤らめる。
舌寺「うん!やっぱり紺子っちのお腹は趣がありますなぁ!」
紺子「私のお腹予約済みだってのに………今夜カズミンがいじるって決めてるのに………」
舌寺「カズミン?カズミンって誰?」
紺子「私の妹みたいなもんだよ…この光景、あいつに見られてみろ…?あんた、絶対骨も残らないぞ………」
舌寺「別にいいじゃん。俺っちの魔法で気持ちよくなろうよ~」
紺子「舌寺先輩がやってるのは魔法じゃ―――――」
ペロッ
紺子「にゃひぃっ!!/////////」
反論する前にまた舌先で舐められた。
紺子「ひ、人がしゃべってる間に~…!////」
舌寺「反論させないよ~ん。これからもっとペロペロしちゃうよ~ん」
その頃、一海たち1年はというと。
一海「次の授業体育だったよね」
無亞「ああ。でもなぁ……俺の顔つきと声女の子みたいだろ?気分で学ランかセーラー服着るけど、今日セーラー服着てきちゃってさ」
次の授業のために体操服を準備していた。
ココ「絶対笑う人いないと思うです。女子更衣室に来れば…」
一海「ココ、全然フォローになってないよ」
ココ「えー!?」
藤一「お前ホンマバカやなぁ……」
ココ「あーーーーもう!!藤一さんまでバカって言うー!!」
藤一「だって、しゃーないやん!お前昔からそうやんけ!魔法も今までに一度でも役立ったことあったか!?しょっちゅう暴走してはったな!」
無亞「バカにつける薬はないってのはこのこった」
ココ「いい加減にしてくださいですぅ!!それ以上言ったらまた魔法使うですよぉ!!」
ポンッ
霜「やめなさい。じゃないとマジで凍らせるよ?Did you understand?」
ココ「ひ、ひゃいぃっ!?」
一海「霜が聞いたことない英語しゃべった!?」
このクラスにはもはやココを脅しで黙らせることが板についてきていた。
そうしているうちに体育館に行くことになったが、特に女子たちは更衣室で目を疑うものを見るとは知る由もなかった。
そんな中、未だ更衣室にいる紺子はまだ舌寺による舌責めを受けていた。
紺子「も、もうやめてぇ……そろそろ次の授業に行かないと怒られちゃうぅ………/////」
完全に快楽の海に沈んでいた。それどころか体も言うことを聞かず、むしろ涙目になりながら舌寺の舌責めをもっと求めていた。
舌寺「悪いけどもうちょっとつき合ってよ~。口ではやめてって言えても紺子っちの体は正直だよ~?」
紺子はまだ舌寺の舌で縛られているが、突然舌先が紺子の腹を舐めるのをやめた。安堵のあまり胸をなで下ろした。
紺子「はあ………はあ………もうこれで満足なのか?もう戻ってもいいのか?/////」
舌寺「ん~~~……まだだね」
舌寺は両手を紺子の腹へ回すと、へそのふちへ添えた。
紺子「ま、またおへそぉ~……//////」
腹舐めに続き、やっと終わったと思ったら今度はへそ。紺子はもう泣きたい気分だった。
舌寺「まずはへそを整えないとね~」
舌寺は優しい声をかけた後、へその中身を押し出すかのようにふちをギュウギュウ引っ張り始める。
若干痛みを感じるが、紺子は舌寺の手を払いのけたい。だがそれは不可能。舌寺の長い舌によって完全に動きを封じられているのだから。
紺子「舌寺先輩…や、やめ…!」
必死に拒否しようとするが、もちろんこれは無駄な抵抗。なす術もなく以前一海にされたようにへその中身が押し出され、出べそになってしまった。
紺子「わ…私のおへそがまた出べそに………」
とうとう紺子の目から涙が溢れ出た。紺子のへそが出べそになったと知った舌寺はいやらしい表情で彼女の前に立ち、出べそをつついた。
紺子「んひゃぁんっ!//////」
舌寺「全く、出べそになってもかわいいですな~♡」
それから舌寺は再び舌先で紺子を舐めようとする。次は出べそのつもりだった。
紺子「え……い、いや…やめて……私、おへそも弱い………」
ペロッ
紺子「はひゃあっ!!/////////」
出べそを舐められ、変な声を出す紺子。出べそを舐め、うっとりした表情になる舌寺。
だがそんな舌寺に天罰が下る。
紺子「もうやだ………誰かぁ……カズミン、龍華……助けてぇ………//////」
泣きながら長いつき合いである妹と友人の名を出しながら呟いた。
舌寺「授業なんかサボっちゃって、俺っちと一緒に快楽の世界へ―――――」
???「行・か・せ・な・い・よ?」
舌寺「!!?」
背後から殺意がこもった声が聞こえ、同時に紺子は快楽から抜け出した。
舌寺が振り向くと、声の主は一海だった。さらに他にいる女子の一部がゴミを見るような目をしていた。
紺子「か、カズミン……?」
一海「変態が………出雲姐ちゃん縛って何してたの?」
冷たい目をしながら問う一海に舌寺は慌てて紺子を縛っている舌をほどく。
舌寺「え……あ…み、みんなも舐められに来たの?いやぁ、自分から舐められに来るなんて光栄―――――」
霜「先輩、氷は大好き?」
舌寺「大好きだよ、そりゃ。雪女の君も舐めたい気分になっちゃ―――――」
この時、霜は質問している最中手を冷気を包ませていた。答えた瞬間、氷の鉄拳が舌寺に直撃。そのまま氷漬けになった。
一海「……………」
一海は無言で氷漬けの舌寺を蹴り飛ばす。舌寺は階段を転げ落ちた後、そのまま滑って体育館の外へ。
メリー「学園内きっての変態がいるって先生から聞きましたが、あの先輩だったんですね」
紺子「そうなんだよ~~~!!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
紺子は大泣きしながら一海に抱きついた。
一海「そんなに怖かったんだね……でもあれで懲りればいいんだけど………」
紺子「アホか!あの変態だぞ!?あれで懲りるわけねぇだろうがよ!化学薬品も舐めるほどで病院送りになったことも少なくないしよ~!ていうか今のホントに怖かった~~~~~!!うわああああああああん!!」
メリー「紺子さん、泣くのはいいですけどチャイム鳴っちゃいますよ」
メリーの言葉も耳に入らず、紺子は次の授業が始まる合図のチャイムが鳴るまでずっと一海に抱きついて泣き続けた。
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