ボブキャットに出会って
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第二章
そこに自然にいてだった、キャシー達に撮られた。その後で二人は撮影した動画をネットに出したがどの動画も大人気だった。
それでだ、キャシーはカルロに笑顔で話した。
「よかったわね」
「全くだね」
カルロも笑顔で応えた。
「動画が人気で」
「偶然撮ったけれど」
「それでもね、しかも彼等はもううちの庭に居付いて」
「軒下に住んでるわね」
「そこが安全だからね」
「だからいつも撮れるし」
「いいね、子猫達は皆すくすくと育ってるし」
五匹共そうなっているからだというのだ。
「言うことはないね」
「ええ、じゃあこれからも」
「彼等も嫌がっていないし撮っていこう」
二人で笑顔で話した、そして。
二人がモンタナ州に行ってアーティストとしての活動をしてだ、ブラッドヘッド湖の釣りのイベントで歌い。
そのイベントに参加して湖で釣りをしているとだ。
隣の船で異変があった、何と傍にだ。
「えっ、ボブキャットね」
「そうだね」
二人は隣の船の傍でボブキャットがいるのを見た、湖の中なので泳いでいるが。
「ニャニャッ」
「溺れてるわね」
「泳いでいる途中で足がもつれたのかな」
「ボブキャットは泳ぎ上手らしいけれど」
「これは危ないね」
二人は家に居付いているので馴染みがある生きものなので助けようと思った、だがその前にであった。
隣の船のアフリカ系の親子がすぐに助けた、そして。
岸辺までボブキャットを連れて行ってそこで離した、親子はここでボブキャットに対して優しい声で言った。
「もう溺れるなよ」
「泳ぎが上手でも気をつけろよ」
「ニャンッ」
ボブキャットは自分を助けた親子に礼を言う様に鳴いてだった。
その場を後にした、二人はその光景を見て言った。
「よかったわね」
「ああ、いい人達でな」
「私達が助けようと思ったけれど」
「その前に何とかしてくれたな」
「それじゃあこのイベントが終わったら」
「うちに帰って」
そうしてとだ、カルロは釣りをしながらキャシーに話した。
「そして」
「ええ、あの子達に只今と言いましょう」
家に居付いている六匹の親子達にとだ、こう言ってだった。
二人は今はイベントを楽しんだ、そうして家に帰る時を楽しみにしていた。
ボブキャットに出会って 完
2021・5・26
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