ボブキャットに出会って
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第一章
ボブキャットに出会って
アメリカニューメキシコ州に住んでいるキャシー=マニスカルコはアーティストをしている、ポニーテールの黒髪で黒い目でラテン系の明るい顔立ちをしている。
職業はアーティストだ、その彼女がある日家の窓から庭を見てだった。
パートナーのカルロ=エスナンティにこう言った。
「ボブキャットがいるわ」
「ボブキャットが?」
「ええ、見て」
「わかったよ」
カルロはキャシーに応えて窓の外を見た、すると。
五匹の子猫がいた、それにだった。
母猫もいた、カルロはその彼等を見て言った。
「多いね」
「そうでしょ、五匹の子猫とね」
「母猫もいて」
「かなり多いわね」
「二匹何処かに行ったよ」
ここでカルロが言った。
「何処に行ったのかな」
「ちょっと探してみる?」
「そうしよう」
こうキャシーに言ってだった。
二人で家の外に出た、すると。
「ニャ~~~」
「ナァ~~~」
玄関の門の上にその二匹がいた、それで二人を見て鳴いてきた。そうして。
母猫の元に戻った、すると。
ずっと母猫のところにいた三匹の兄弟達と共に授乳を受けた、その光景を見て。
キャシーは彼等を自分のスマートフォンで動画で撮影した、そうしてカルロに対して笑顔で言った。
「こうした場面はね」
「是非撮らないとね」
「ええ、後でツイッターとフェイスブックに投稿するわ」
「そうするんだね」
「絶対にね」
「玄関のところは僕が撮ったよ」
二匹のそれはというのだ。
「だからね」
「それでよね」
「そっちも投稿する?」
「ええ、貴方が撮ったことも書いてね」
「そうしてくれるんだね」
「ええ、じゃあね」
カルロにさらに言った。
「後はね」
「この子達が何処かに行くまで」
「撮りましょう、貴方達はそれでいいかしら」
キャシーはカルロとの話の後でボブキャット達に尋ねた。
「撮られても」
「ニャン」
「ニャンニャン」
「ニャ~~~」
「ナ~~~オ」
「ウニャン」
「ミャウン」
ボブキャット達は特に気にしていなかった、そしてだった。
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