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ドリトル先生と牛女

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第十二幕その四

「スーパーやコンビニであるね」
「色々なお水ね」
「あれを飲むのも好きね」
「そうだね」
「しかも色々あるからね」
「そちらも楽しめるよ」
 こう言ってです、先生は烏龍茶をもう一杯のみました、それで皆に対してこんなことも言いました。
「あとコンビニやスーパーに行くとお茶やお水だけじゃないね」
「他にもあるよね」
「ジュースもあるし」
「炭酸飲料もあるし」
「何かとあるね」
「だから何を飲むか悩む時もあるよ」
 コンビニやスーパーに行ったその時にです。
「何を買って飲むかね」
「あるね、そうした時」
「時々でもね」
「飲みたいものが一杯あって」
「それでね」
「そうした時もあるから」
 それでというのです。
「困る時もあるね」
「確かに」
「本当にね」
「ジュースとか炭酸飲料もあって」
「何を飲むかね」
「迷う時があるね、けれど僕は悩んでも」
 それでもというのです。
「それは少しの間で」
「それでだね」
「結論はすぐに出て」
「飲みたいものを飲む」
「そうしてるね」
「僕は長く迷うことはないね」 
 自分自身のこのことも言うのでした。
「どうも」
「そうよね」
「先生の場合は」
「学問でもね」
「迷ってもね」
「その時間は少しね」
「すぐに決めて動かないと危ない時も多かったからね」
 先生が来日するまでの数多くの冒険や旅行ではです。
「その中でね」
「備わってきたね」
「決断の速さも」
「迷わないことも」
「そうよね」
「そう、だからね」 
 それでというのです。
「今もね、そうした時もね」
「迷わないね」
「それで決める」
「そうしているね」
「うん、決めて」
 そしてというのです。
「飲みものなら買ってね」
「それで飲む」
「そうしているね」
「いつも」
「コンビニやスーパーでも」
「そうだよ」
 こう言ってまた烏龍茶を飲みます、それからまた論文を書きました。そして今書いている論文を書いてからです。
 今度は牛についての論文を書きますが書きはじめてから皆に言いました。
「いや、今度は牛の論文だけれど」
「どうしたの?」
「牛さんの論文を書いて」
「どうかしたの?」
「牛女さんのことを思い出したよ」
 この人のことをというのです。
「そうなったよ」
「ああ、牛さんだから」
「それでだね」
「成程ね」
「それは当然のことだね」
「うん、それでね」
 さらに言う先生でした。 
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