ドリトル先生と牛女
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第八幕その三
動物の皆にです、先生はこう言われました。
「確かに健康的だね」
「今のおつまみは」
「どれもね」
「凄くヘルシーね」
「うん、こうしたものを食べてるとね」
実際にとです、先生も答えます。
「健康になるね」
「お酒の飲み過ぎはよくなくても」
「それでもね」
「おつまみ自体は健康的で」
「凄くいいね」
「大豆にお魚はね」
その枝豆を食べつつ言います。
「本当に身体にいいね」
「先生お豆腐も好きだしね」
ガブガブが言ってきました。
「日本に来てからそうなったね」
「美味しくて食べやすい」
ポリネシアも言います。
「いつもそう言ってるわね」
「豆乳も飲んでるしね」
ジップはこの飲みもののお話をしました。
「そちらでも健康だね」
「そういえば豆乳もイギリスではメジャーでないね」
ホワイティはこのことを言いました。
「身体にいいし美味しいのに」
「大豆は凄く身体にいいから」
「しかも美味しくて」
チープサイドの家族も言います。
「日本ではこうしてよく食べるけれど」
「イギリスではどうもだったね」
「最近枝豆を何かと食べる感じにしても」
こう言ったのはダブダブです。
「まだ定着していないわね」
「日本料理の一つで」
イギリスでの枝豆のポジションはそうだとです、トートーは言いました。
「イギリス料理じゃないね」
「まあイギリス料理って世界的に評判悪いし」
「今もそうだしね」
オシツオサレツは二つの頭で言いました。
「栄養的にもね」
「ただ食べるって感じかな」
「色々文化も発展したけれど」
チーチーは難しいお顔で述べました。
「こと食文化だけはだったからね」
「ティーセットと朝食はいいけれど」
最後に老馬が言いました。
「それ以外は、だからね」
「そこは改善していくべきだけれど」
それでもと言う先生でした。
「難しいことだね」
「イギリスの場合はね」
「どうしてもね」
「ことお料理のことについてはね」
「そうだよね」
「本当に最近になって少しよくなってきたかな」
先生の見たところです。
「味も栄養的にも」
「そうだといいね」
「長い間評判悪かったし」
「実際によくなかったから」
「食べることも大事だしね」
「それでもビーフシチューやカレーが日本のお料理に影響を与えているから」
評判が悪くてもです。
「決してね」
「筋は悪くない?」
「イギリス料理も」
「カレーは日本で凄い人気で完全に定着してるし」
「ビーフシチューも定着してるしね」
「ビーフシチューから肉じゃがも生まれたし」
「だから悪い筈がないんだ」
先生は白ワインを飲みました、お箸でおつまみを食べながらそのうえでグラスにあるワインを楽しんでいます。
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