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『漆黒の宝箱』

作者:零那
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『呪縛』



凌駕する側を恨み、憎み、隠された闇を暴く為に足掻く。

そんな僕は間違いなく淘汰されてく側の人間だということ。

どんなに綺麗に理想を繕ったって、仮面ひっぺがしてみりゃ醜い化け物が姿を表す。

そうすりゃ肉片が無くなり血の海になる迄たっぷり玩ぶ。

過去の現実は現在の呪縛になり、未来の足枷になる。

此が誰の為だったのか...今はもう...。


 
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