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銃弾の幻想歌

作者:狼 アサ
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狩人ギルドで大騒ぎしてしまいました。

 
前書き
更新遅くなってしまった……
この頃は学生の本業というOBENKYOUがあったからとただ単にアニメ見てました!テヘペロ(*´∀`*)
二週間ぐらいほったらかしていてほんっっっっっっっっっとうにすみませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
では、気を取り直して銃幻(銃弾の幻想歌の略です( ´∀` ))お楽しみください! 

 
「あら。それはごめんなさいね。……貴女、その名前嫌いみたいね。
  私だったら言いまわしてるわよ。」
「それはそれで怖いな、ロチア。」
「…………」
女同士で睨み合っているから男である俺は口出し出来ない。
ただ……
「……………………」
「………………♪」
確実にキリナは怒りを抑えるのに必死で、マリーロチアさんは楽しんでいる。

「んで、なぜわらわのその名前をこんな公衆の場で言った。」
「ん~気まぐれかな♪」
「っ!…………貴様はいつもそうやって‼」
「お、怒った、怒った♪」
あ、これはヤバイ。
キリナは今にでもトモットの店で修復してもらった『LK24(アサルトライフル)』を振り回そうとしていた。
ギリギリ理性が働いて、振り回そうとするのをすっげー必死に止めていた。
だから俺は急いで(喧嘩が過激にならない内に)仲介に入った。
「なぁ。マリーロチアさん。俺、まだ狩人(ハンター)登録終わってないんだけど」
「あぁ。君。えぇっと……」
「ミコトです」
「そうそうミコト君!私がどんな人なのかわかっているのかい?」
その目はもう逃がさないぞと言う目をしていた。
「ええ。大体は。あなた、ここのギルドマスターかなんかでしょ?」
俺は受けて立つかのように目を鋭く光らせた。
「ふぅ~ん。まあいいや。あとは…ここのギルドの紹介みたいだね。
……さすがに暴れちゃったや。ティナ、後ろにいるラミアとリリアンちゃん呼んできて」
「……………………………………………分かった」

間が、間が長い‼
怖い、怖いですよキリナさん!
あと、そんなキリナに物怖じしないマリーロチアさんも只者じゃない!
んまぁそれはギルド長って見当がついていた時点でわかっていたけれども…………
キリナが遠くの方でオロオロしている莉理亜とニヤァと笑っていたミアを呼びに行った。
「えぇっと、ミコト君。ここのギルドについて説明するわね。
ここのギルドにはきまりがあるんだけどそれさえ守ってもらえたらいいから。
∼ミクノブギルド協会。きまり。∼
一,狩人同士の対決は両者の合意を用いて行われる。
二,ミクノブに滞在する期間は当ギルドの命令には逆らえない。
三,国同士の戦争はミクノブにいる限り逃れられないので人を殺す覚悟を持て。
四,害虫の強さに伴ってレベル制限を行う。
五,レベル上げをするには試練をしてもらう。
以上‼」
あ、結構きまりは大したことなかったです。
そんなきつくなかったです。
「んじゃあ俺達、この害虫駆除しに行きますわ。」
「あ、あと、君のレベル今一番下のNだから。それにNとMの依頼しか受けれないから。」
「あ、はい。わかり……ほへ!?エ、N!?」
「ん?どうしたんだ?」
「い、いえ。何も……」
は?N?いくら何でも低すぎじゃね?一番下のランクが…
ラノベでは大体Hくらいだったぞ。
ふとキリナ達の方を見ると莉理亜が
「(わかります。その気持ち)」
と言っているかのような同情の目で俺を見ていた。

……お前もラノベ愛読者だったのだな。
思わずそんなことを思ってしまった。
そういえば莉理亜はラノベ愛読者だからこんなにこの環境に適応してるんだ。
俺もラノベ愛読者だからまだこっちに来て3、4日くらいなのにそんな動揺してないんだ…
『日本』のラノベ愛読者達を批判する者どもよ。ラノベは役に立ったぞ‼
少なくとも動揺はしない。異世界系とか読んでいる方が異世界では役に立つんだよ!
ラノベ愛読者はいずれ世界を
「ミコト。狩人登録は済ませたか?わらわたちはもう大丈夫だぞ。」
くそ、脳内の邪魔しやがって。
でも、キリナは悪く無いので…
「あ、あぁ。あと依頼を発注するだけだ。」
「あぁ。そうか。ミコトはNだから…手始めにこれはどうだ?」
そう言ってキリナが取ったのは何かスライムみたいな害虫の依頼だった。
「それじゃあ、それを発注するな。」
そう言って俺は依頼発注の所へと向かった。
とにかく早くこのギルドから抜け出したかった……
ギルド長には目を付けられるし、キリナは怒るし、周りの視線は痛いし…………
色々と大変なので、とりあえずはギルドから出た。

ギルドから出る時、ほんっと小さな声でキリナが
「ごめん。ミコト、ありがとう。」
と言っていた。俺でも聞き取れるか聞き取れないかって言うほどの声の小ささだった。
謝った理由も、『戦場の死神』についても俺はもう事情を聴かなかった。

聞きたかったけど、人間誰もが隠し事の一つや二つしているからね。
もちろん俺自身もキリナ達に俺には妹がいたこと黙っているし、シスコンだったってことや、他にも色んなことをキリナ達に言っていない。
俺達はある意味知り合いで、知り合いではないんだろうな。
歩きながらそんなことを柄でもないのに考えていた。

 
 

 
後書き
美琴・キリナ「「ようやく出番来たぜ」」
狼「すまない、すまない。本業が、あった、もので……」
美琴「あぁ~OBENKYOUね。俺も苦労したわ」
狼「だ、だろ!僕も大変だったんだよ」
キリナ「わらわは今、怒っている」
狼・美琴「「なんか空気読んでない人キターーーーーー」」
キリナ「なっ。バ、バカ言え!ミアにそれを言えと言われたのじゃ。仕方ないだろ!」
ミア「キルスティーナ!それ言ったら、僕殺されちゃうよ!」
狼「大丈夫だよーここではいくら攻撃されようとも死なないからぁ~」
美琴「確かに。狼はまだ一度も死んでないよな。ここで」
キリナ「もう物騒な言葉言わずミア(ついでに狼)撃っちゃわないか」
美琴「さんせーい!」
狼「ちょ、ちょっと持て!なんで僕も!?」
ミア「こうなったからには道連れじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
狼「いや、待て、ねぇ!」
美琴・キリナ「「じゃあな」」
ガチャッ、ガチャッ←銃を構える音
狼「さ、最後に!悪口でもいいからメッセージ頂戴!メッセージ来なくて寂しいのがここに一人いるから!感想待ってまーす!」
ミア「じゃあね、僕にファンがいることを願ってまーす!」
ドガァァァァァァァァァン
ミア「…………あれ?僕に弾丸来てない」
美琴「さすがに作中人物を撃つのも何かと思ってな」
キリナ「まぁ。ストレス発散に狼を使ったから大丈夫じゃ」
ミア「まぁ。僕は無事だからいいか」
美琴・キリナ・ミア「「「じゃあまた次回!こんな駄作文ですが、よろしくお願いしまーす!」 
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