戦姫絶唱シンフォギア~響き交わる伴装者~
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装者達のサマーバケーション
前書き
というわけで、季節外れの夏休み編ですw
無印の番外編は、これにて最後になります。
プロットの案を出してくれたサナギさんに感謝を。お陰で装者達のひと夏が提供できます!
それでは、夏はまだまだ先ですが「エンドレス☆サマータイム」でも流しながら、お楽しみください!
ルナアタックを解決した二課の面々は、慰安旅行として海に来ていた。
本当は保養所の一つであるプライベートビーチを使いたかったのだが、諸事情あって今回は一般のビーチである。
ちなみに未来は今回、里帰りと重なってしまい不参加となってしまった。
次の機会があれば必ず参加する、と食い気味に言っていたのをその場にいた全員が覚えているとか。
「海だー!! 海だよ翔くんッ!」
「落ち着けって。海は逃げたりしないぞ」
オレンジ色のフリフリとした水着を纏う響が、思いっきりはしゃぎぐ姿。
落ち着くように、と言いながらも翔の本心はというと……。
『可愛すぎだろ響……。いや、普段も可愛いけど、今回は一段と……やべぇ、見てるだけでも心拍数が上がっちまう……』
平常心を保てるよう、湧き上がる感情をの波を必死に抑えている所であった。
「それより、良いのか……? 胸の傷……了子さんから折角メイク道具を貰ったのに、使わないって」
「うん。了子さんには悪いけど、わたしはこのままでいいの」
響は胸の、音楽記号のフォルテによく似た形をした傷跡に触れながらそう言った。
「わたしにとってこの傷跡は、全然恥ずかしいものじゃない。この傷跡は、ガングニールと一緒に奏さんから受け継いだもの。わたしの誇りなんだ」
「響……」
「それに、この傷跡は翔くんとお揃いだもん。隠す理由なんてないでしょ?」
翔の胸にも残る、同じ形の傷跡。
そっと指先で触れて、響は微笑んだ。
「そうか……。要らぬ心配だったな」
「えへへ。でも、ありがとう」
「……よし! 泳ぐ前に、まずは準備体操からだ!」
「了解! 未来の分まで楽しんじゃうぞ~!」
顔を見合せ微笑み合った後、しっかりと準備体操をした2人は、手を繋いで海へと駆け出した。
(オイオイ……なんでこっち見てんだよぉ……!)
一方、赤に白のフリルが付いた水着を纏い、クリスはいざ、ビーチへと踏み出そうとしていた。
……のだが、周囲から自分へ、特に胸辺りへの好奇の視線を感じ、クリスは立ち止まってしまう。
すると、純が彼女を庇う様に抱き寄せた。
隣に男がいるのを見て、周囲の視線は散り散りになって行く。
「ありがとな。純くん」
「どういたしまして。さぁ、行こう」
クリスは純の腕に自分の腕を絡め、共に歩み出す。
ナンパ避けまで完璧。流石はOUJIである。
その一方で……
「翼さん、警戒しすぎるとかえって怪しまれますよ」
「ですが……」
青い水着を纏う翼は、一般人の多いビーチに、ついつい周囲を警戒してしまっていた。
「今日はアーティストとしての風鳴翼はお休みなんですから。肩の力はもう少し抜いた方がいいと思いますよ?」
「それはそうなのですが……」
「大丈夫です。野暮は僕がさせませんから、翼さんは僕に任せて楽しんでください」
まだ不安そうな翼に、緒川は笑顔を見せる。
(休んで欲しいのはあなたも同じなのですが……と言っても、緒川さんは働いてしまうのだろうな……)
あなたこそ、今日くらい素直に休めばいいのに。
そう思いながら、翼は溜息を吐きつつ、緒川と二人で仕事を忘れて休む方法を考えるのであった。
「羨ましい……」
「ほら、藤尭くん! 見守り隊を代表として来たんだから、シャキッとする! あの3組のベストショット、頼まれてるんだから」
海パンの上からアロハを羽織った藤尭と、藍色のパレオ姿の友里は、パラソルの下でカメラの準備をしていた。
(あおいさんの水着姿か……。前からスタイル良いと思ってたけど、これは中々……)
「藤尭くん、聞いてる?」
「は、はいッ! 藤尭朔也、見守り隊代表として、全力で頑張ります!」
ついつい友里を凝視していた藤尭だったが、当の本人からの呼びかけで我に返る。
突然張り切り始めた藤尭に、友里は首をかしげるも、やる気があるならそれでよし、と考え深くは追及しないのであった。
「うむ。皆、楽しんでいるようだ」
そして彼ら四組のやり取りを、弦十郎は静かに見守っているのだった。
ff
「あぁ~……海と今1つになった気分だよ〜。ほら、翔くんも入って入って~」
「おっと……おお、冷たい! この暑さなら、これくらいが丁度いいかもな」
波打ち際から暫く進んで、腰ほどの深さまで海に入った響に翔も続く。
「ふっふっふ~……それっ!」
「おっと!? そう来ると思ってたよ……お返しだっ! そらっ!」
水飛沫を飛ばしてきた響に、翔もお返しとばかりに両手で掬った海水をかける。
「キャッ! やったなー! それならこうだ~!」
「うおおおおおっ!?」
響は勢いよく翔に抱き着く。
急な事で、翔は見事にバランスを崩し、響と共に海水を巻き上げながら転がった。
「響、今のは流石に……ん? どうした?」
「…………見ないで……」
胸を両腕で庇いながら、後ろを向く響。
その背中には、あるべきはずのものが欠けていて……。
彼女の上の水着が波にさらわれてしまった事を、翔は察した。
「待ってろ、今探すからな!」
「で、でも!」
響に腕を引かれ、翔は後ろを振り向く。
「その……他の人に見られたくないから、これで……」
そう言うと、響は翔の背中にくっついた。
「響ッ!?」
「ご、ごめん! でもこれしか思い付かなくて!」
背中に触れる柔らかで弾力のある二つの双丘。
水着が外れた状態で引っ付かれているため、先端の感触までダイレクトに背中から伝わってしまう。
(耐えろ……! 耐えるんだ、俺の理性! 今、困ってるのは響なんだぞ! ……ん?)
理性を保つ為に目を瞑りかけた翔。
すると、軽くだが何かが手先に触れる感覚があった。
目を開けるとそこには、オレンジ色の水着がプカプカと浮いていた。
「あった……あったぞ、響!」
「あっ! ありがとう翔くん!」
響は慌てて上の水着を受け取ると、近くの岩陰に隠れて着け直し始める。
その間、翔は誰も覗きをしないよう、しっかりと見張っていた。
(危なかった……。ギリギリだったぞ……)
「もう、大丈夫だよ。ありがとう翔くん」
岩陰から出てきた響が、ニコッと笑顔を見せる。
太陽の日差し以上に眩しいその笑顔に、翔は思わず目を伏せた。
(可愛いが過ぎるッ! 俺の響って可愛すぎないか? 正直言って陽射しより、こっちの方が俺には眩しい……)
「ほらほら! 海は始まったばかりだよ? それ!」
「わっぷ!? またやったな!」
隙あり、と水しぶきをかけられ翔は現実に戻る。
「よし! 次は泳ぎで勝負だ!」
「うん! 負けないよ!!」
さっきまでの空気は何とやら。
あっという間にいつもの雰囲気に戻った2人は、再び泳ぎに向かうのであった。
「アイツらホンッッット、人目も気にせずイチャイチャしやがって……。そう言うのは家で……いや、今回は家じゃできないか。はぁ……」
遠目で翔と響の様子を見ていたクリスは、半ば呆れながら溜め息を吐いていた。
当のクリスはと言うと、車の中に忘れ物をしたからと場を後にした純を待っていたのだが……。
そこへ、不埒な輩が近寄って来た。
「ヘイ彼女、もしかして1人?」
「いや、悪ぃな。生憎とあたしは今、待ち合わせの真っ最中だ。ナンパなら他所を当たりな」
いかにもお前泳ぎに来てねーだろな格好の男が、クリスに絡もうとしている。
クリスはうんざりしながら払い除けようとするが、当の男はお構い無しとクリスに詰め寄る。
「その間ヒマでしょ? 1人でいるよりさぁ……楽しい事しようよ?」
「おいっ! 離せッ! このッ……しつけぇんだよ!」
無理矢理腕を引っ張る男にクリスは抵抗し続けるも、クリスは一学年歳下の響より背が低い。
あまりの体格差に負けそうになっていたその時である。
男の背後からやって来た少年が、その手首を掴んでクリスから引き離す。
「やめてください……。彼女、嫌がってますよ」
「あぁん? 何しやがる!」
男が振り返ると、男の手首を掴んでいる少年……純が、丁度眼鏡を外した所だった。
「僕の彼女に手を出すなんざ……2万年早いぜって言ってんだよ!!」
「ヒィっ!?」
有無を言わさぬ怒りの叫び。
苛立ちが恐怖へ一転し、男は情けない声を上げながら逃げ去って行った。
「クリスちゃん、ごめん! 1人きりにさせちゃって……大丈夫かい?」
「ジュンくんなら来てくれるって、信じてたから……。だから、そんな顔しなくても大丈夫だぜ」
心配そうな顔をする純に、クリスは笑顔を見せる。
無理をしているわけでは無い、と納得した純は、そのまま眼鏡をかけ直す。
「そうか……。クリスちゃんが無事で何よりだよ」
「お、おう……悪ぃな、心配かけて……」
安堵の笑みを見せる純に、クリスは思わず目を逸らす。
(何度も見てる筈なのに……その笑顔は反則だろ!)
なお、このやり取りを見ていた周囲の海水浴客は、食べていたかき氷がいつの間にか練乳入りになっていたような錯覚に陥ったという……。
「あれ? 風鳴翼じゃない?」
「え? そっくりさんでしょ」
「本人だとしても、プライベートだろ」
「それにしても綺麗な人ね~」
「隣の男の人、彼氏かな?」
「やはり、幾らか視線を感じますが……」
「大丈夫ですよ。バレてません」
やはり緒川さんも一緒に海を満喫してほしい。
そんな翼の言葉を受け、緒川が取った策がこれだ。
翼は今、サングラスをかけさせた翼の髪を下ろしている。
しかもその手は、隣を歩く緒川が優しく握っていた。
海に来た一般人カップルとして振る舞い、翼とそのマネージャーと分からせない。
今の二人は恋仲だが、あまりこういった事は出来なかった立場だ。
周囲の目を欺きつつ翼の願いを叶える、一石二鳥のお忍びデート。
正に忍者、緒川慎次である。
「何かご不満があれば言ってください。その……僕もこういった経験は、初めてですから」
「では……その……慎次さん、もう少し腕を絡めても……」
その時であった。
「おねーちゃん、ここどこー……?」
「泣いちゃダメ! パパもママも、ぜったい見つかるから……」
周囲をキョロキョロと見回し、弟と思われる小さな男の子の手を引っ張っている少女が目に入った。
翼が2人に駆け寄ると、姉である少女は弟を庇うように立った。
「ねえ……もしかして、迷子?」
しゃがんで姉弟に視線を合わせ、翼は微笑みながら問いかける。
「うん……」
「お姉さん、パパとママがどこにいるか知らない?」
「ごめん……それは分からない。でも、お姉ちゃん達も一緒に探してあげる」
怖がらせないよう、なるべく柔らかい言葉で。
緒川とのデート中という事もあって、今の翼の口調からは防人語が大分抜けていた。
「ありがとう……」
「違うよ。年上の人には“ありがとうございます”だよ」
「ありがとう、ございます……」
「ちゃんとお礼が言えるなんて、偉い子ね。慎次さん!」
「ええ。近くに迷子センターがあります。そこまでご一緒しましょう」
姉弟を迷子センターまで連れて行くと、二人の両親は既に来ていた。
家族に礼を言われながら、翼と緒川はその場を去る。
「見つかって何よりでしたね」
「ええ……」
「それにしても、まさかカップルどころか、若い夫婦だと思われるとは」
「そ、それは言わないでください……!」
姉弟の母親からの勘違いに、翼は頬を紅潮させながら慌てる。
「だって……慎次さんとは、まだそういう関係じゃないですから……」
「え?」
「あっ……!!」
自分が何を言ってるのかを理解し、翼はその恥ずかしさで耳まで真っ赤になる。
「翼さん、今のは……?」
「わわっ、忘れてくださいッ! 今のは気の迷いですぅ!」
(いつか、翼さんがそう望んでいるのなら……。僕も、彼女に相応しく在らなくてはいけませんね)
慌てて両手をばたつかせる翼を、緒川は何も言わずに微笑みながら見つめるのだった。
ff
「藤尭くん?」
「……何ですか?」
「もう、さっきからボーとしてるじゃないの。何処か具合でも悪いの?」
友里に顔を覗き込まれる藤尭。
一瞬、谷間と揺れるメロンに目を奪われかけ、慌てて後ずさる。
「いやっ、別にそんな事はッ!!」
「なら、シャキッとする! で、了子さんから頼まれてるベストショットは、やっぱり夕暮れ時が一番かしら?」
「そ、そうですね~。俺もそう思いますよ」
(危なかった! またあおいさんの水着姿に見とれていた、なんて言ったら絶対引かれるよ……)
心にモヤモヤとした感情を隠しながら、藤尭は友里と会話を続ける。
「若いな……」
そんな藤尭の心を見抜いたかのように、弦十郎は呟いていた。
「司令もそう思いませんか?」
「ん? そうだな、俺もその時間帯が良いと思うぞ」
「じゃあ、夕陽をバックに決定っと。じゃあ、まだまだ時間あるし……藤尭くん、泳ぐわよ!」
「え? でも、俺達まで遊びに出たら荷物番が……」
「遠慮はするな。荷物は俺が見とく」
「ほらほら! グズグズしてると置いてくわよ?」
「司令……任せます! 友里さん! 待ってくださいよ!」
海へと駆け出す友里を追い掛ける藤尭。
それを見送りながら、弦十郎は青空を見上げる。
「この光景を、了子君にも見せてやりたかった……」
今は大事をとって入院している櫻井了子を思い、弦十郎は密かに呟く。
(来年は、了子君も加えてまた来たいものだ。きっと賑やかになるぞ)
スポーツドリンクを一杯口に含みながら、弦十郎は浜辺で各々海を満喫する部下達を、微笑ましく見守るのだった。
ff
日が落ちる時間になり、翔と響は二人っきりで海を見つめていた。
「綺麗だね……」
「ああ……」
「また来れるといいな~。今度は未来と、それから恭一郎くん達も一緒に!」
「了子さんも退院してるだろうし、今年より賑やかになるだろうな。今から楽しみだ」
沈んでいく夕陽を見つめながら、二人は来年の夏に思いを馳せる。
「ねぇ、翔くん……」
「ん?」
響は翔の元に歩み寄ると、そっと背中に腕を回した。
「響……?」
「この思い出を、忘れたくないから……」
「……ああ、俺もだ」
翔もまた、響を抱き締め返す……。
夕陽に照らされ抱き合う二人。その姿は幻想的で、とてもロマンチックな雰囲気を醸し出しており……。
「そういう事は家でやれよな」
「なるほど……クリスちゃん、僕達もするかい?」
「へっ!? あっ、やっ、あたしはっ……その……」
呆れていたら純に不意打ちをもらってしまったクリス。
「また癖で撮ってしまったわね……。よし、後でLINEに送ってやろう」
(後で八紘氏に送ったら、お喜びになられるでしょうか?)
心の中で弟の恋を祝い、緒川共々ニコニコ笑顔な翼。
「藤尭くん!」
「バッチリです!」
目的を達成し喜びつつ、ハイタッチを交わす友里と藤尭。
「了子くんが見たら喜ぶ案件だな」
荷物を纏めながらもしっかり見守る弦十郎。
そして、彼等に見られているのを知らない二人は、共に口付けを交わすのだった。
ff
翔達が海で楽しんでいる頃、残るUFZの面々はと言うと……。
大野兄弟の部屋に集まり、四人で夏休みの課題に勤しんでいた。
「あー! かったりぃなぁ~」
「集中が途切れるだろ。もう少し静かにしたらどうだ」
寝転がる紅介に、飛鳥は溜め息を吐きながらツッコミを入れる。
「そう言うけどよォ……こう暇だとやる気しねぇよなぁ、飛鳥。流石のお前もこの暑さじゃ、マジで焼き鳥になっちまうだろ?」
「焼き鳥では無い! それにこの部屋は今、冷房が効いているだろう! まったく……やる気がないなら、解らない所があっても教えないぞ」
何時ものやり取りをしつつ、紅介は再び天井を見上げながらボヤく。
「焼き鳥に教えてもらうより、俺は奏さんに教えて貰いたかったなぁ~……」
ほわんほわんほわんふぁいや~。
『ここはこうなって……聞いてるのか? って、何処見てんだよ。あんまり胸ばっか見てると、帰っちまうぞ? ……な~んてな! ハハハ』
「ちくしょォォォ! 堪らないぜ!」
「おい、真面目にやってくれ。君だけだぞ、そんな邪な妄想をしてるのは……」
「へっへ~ん、甘いな焼き鳥。ミラちゃんを見てみろよ」
「恭一郎を?」
そう言われ、恭一郎の方を見ると……。
『恭一郎くん、分からない所があるの……』
『ああ! ここ、こうやって解くんだ。ありがとう、恭一郎くん♪』
「小日向さん……」
「きょ、恭一郎……!?」
現在絶賛片想い中の未来と、二人っきりでの勉強会を妄想する恭一郎に飛鳥は驚愕した。
「兄さん……」
「おぉ、流星! まともなのは、どうやら僕達だけらしい。まったく、二人とも集中力が──」
弟は大丈夫だとホッとしたのも束の間……。
「黒髪のツインテールとピンクの服装がよく似合う、1つ下の女の子に勉強教える夢を見たんだけど……」
「りゅ、流星……!?」
「僕の理想通りの女の子でさ。名前を聞けなかったのが惜しいな……。きっと、僕の運命の人だと思うんだけど、何て名前で呼ぼうかな……?」
「お前まで…………」
ある意味他の二人以上の発言をする弟に、飛鳥はとうとう絶句した。
(皆、考える事は一緒なんだな……。理想の恋人か……。翼さんのような、理知的でクールな人に教えてもらえたら……って、何を考えているんだ僕は!)
ふと、飛鳥の中の願望も首をもたげかけたが、彼は慌てて首を振り、それを振り払う。
「三人とも、馬鹿な事言ってないで手を動かす! どの道課題が終わらなきゃ、夏休みが減るんだからな!」
手を叩きながら他の三人を現実に引き戻し、飛鳥は課題を進める。
三人の春は、まだ遠い……。
「くしょん!」
「およ?夏風邪デスか?」
「多分、違う気がする……」
後書き
ひだっまり~にふーたーりーのー影が~くっ付い~てな~かよし~してる~♪
以上をもちまして、「戦姫絶唱してないシンフォギア」を完結致します!
明日は天道撃槍コラボの最終話ですので、通りすがりの錬金術師さん作「天の道を往き総てを司る撃槍」の方と併せてご覧下さい!
次回もお楽しみに!
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