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ヘタリア学園

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第七千九百六十八話  とにかく滅亡する

第七千九百六十八話  とにかく滅亡する
 モナコは日本の某予言漫画を読んでフランスに尋ねました。
「一九九九年に大地震に大戦争にか」
「病気が流行して宇宙人が来てな」
「影の世界政府が暗躍してか」
「もう何度も滅亡するんだよ」
「この漫画を全部読むとそうなるな」
「電波が人体を破壊したりもしたな」
 そうしたお話もありました。
「とにかく何が何でもなんだよ」
「滅亡するか」
「変な時代や国だとな」
 こんなことを言えばというのです。
「騒乱罪で捕まるけれどな」
「そうなってもおかしくないな」
「とにかくな、もう人類はな」
 この漫画の論理ではです。
「一九九九年に絶対に滅亡するんだよ」
「そうした論理だったな」
「ノストラダムスの予言通りにな」
「そうだったのだな」
「核戦争ネタとか定番もあるけれどな」 
 世紀末救世主でもあったそれもです、とにかく人類は滅亡するとその漫画では必死にヒステリーのお婆さんみたいに喚くというか主張していたのです。


第七千九百六十八話   完


                 2019・8・26 
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