ヘタリア学園
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第七千九百二十一話 出なかっただけで
第七千九百二十一話 出なかっただけで
イタリアは何とか席に戻ってからセーシェルに言いました、他の欧州各国も何とかそれぞれの席に戻っています。
「ロナウドさんが委員長のところに行ったんだ」
「それは普通ではないですか?」
「そのことはね」
このこと自体はとです、イタリアも認めます。
「そうだよね」
「はい、別にこんなことになるとは」
「思えないよね」
「委員長さんのところに行かれただけだと」
「それがね、ロナウドさん試合に出なかったんだ」
こうセーシェルにお話しました。
「サイン会もしなかったんだ」
「そうですか」
「そうしたらね」
それでというのです。
「あっちの国民の人達が怒って」
「折角来られたのにですか」
「うん、委員長の国民さんってね」
「すぐに激怒されますね」
「それでなんだ」
その激怒の結果だというのです、イタリアはセーシェルに対して今回の騒動のことをさらにお話するのでした。
第七千九百二十一話 完
2019・8・2
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