| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千八百五話  レーティッシュ鉄道

第七千八百五話  レーティッシュ鉄道
 日本は今度はスイスに来ました、するとスイスは日本を山も峡谷も越えていく鉄道に乗せました。そうして日本に言うのでした。
「このレーティッシュ鉄道はである」
「はい、スイスさんにとってですね」
「特別な場所である」 
 一緒に乗っている日本にお話しました。
「二十世紀初頭の最高の鉄道技術が使われてである」
「完成した場所ですね」
「これで国民が吾輩の各地を行き来出来る様になったで3ある」
「そうした意味でもですね」
「吾輩にとって特別な場所である」
 そうだというのです。
「そしてである」
「この鉄道自体が世界遺産で」
「じっくり巡って欲しいである」
「それでは」
「吾輩も一緒である」
 スイスは日本に微笑んでこうも言いました。
「一緒に巡りるである」
「特にラントヴァッサー橋をですね」
「勿論そこにも行くである」
 言うまでもないという返事でした、スイスと日本を乗せた鉄道は素晴らしい自然の中を進んでいきます。


第七千八百五話   完


                  2019・6・5
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧