ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七千七百二十五話 今度はお父上の
第七千七百二十五話 今度はお父上の
上司の上司の方は譲位に向けて大忙しです、ただ譲るといってそれで終わりではないところがこのお家の凄いところです。
「お父上のですか」
「はい、ご陵墓に行かれて」
宮内庁の人が日本にお話します。
「譲位のことをです」
「伝えられますか」
「この度は」
「思えばです」
ここで日本は思うのでした。
「あの方とも長いお付き合いでした」
「日本さんは特にですね」
「素晴らしい方でした」
日本にとっても忘れられない方です。
「あの方にもですね」
「そうです、報告をされます」
「これもまた譲位に向けてのことですね」
「そうです、それも行って頂き」
そしてというのです。
「間もなくです」
「その日ですね」
譲位の日です、その時は本当にあと少しに迫っていて上司の上司の方も今度はお父上にそのことをお話されたのです。
第七千七百二十五話 完
2019・4・26
ページ上へ戻る