| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千七百二十四話  皇帝を持った国

第七千七百二十四話  皇帝を持った国
 ふとです、イタリアはドイツに言いました。
「俺の祖父ちゃんローマ帝国でね」
「そのローマの話だな」
「うん、皇帝戴いていたけれど」
 こうドイツにお話するのでした。
「ドイツもだったね」
「神聖ローマ帝国、ドイツ帝国とな」
 ドイツも皇帝を戴いていた頃があったのです。
「懐かしい時代だ」
「神聖ローマの頃ドイツいたかな」
「いや、どうだった」
 この辺りの記憶は二国は少し曖昧です、イタリアは神聖ローマはドイツそっくりだと感じていますが。
「わからないが」
「あれっ、そういえば俺も」
「わからないな」
「どうだったかな、まあ神聖ローマもね」
「皇帝だったからな」
「俺の上司でもあったしね」
 無理にそうなろうとしていました。
「俺も皇帝戴いていたね」
「そうだったな」
 かつてはそうでした、皇帝はかつては世界のそれぞれの地域に存在していました。


第七千七百二十四話   完


                 2019・4・25 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧