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真・戦国天下御免~三勇恋姫戦記~

作者:西森
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衝撃!?まさかの大展開!?

海獣海賊団のホージロ達に拐われてしまう桃香

だが駆けつけた葵と仮面シャドーによって戦いが終わり、皆の元へ合流しようとしたその時!

ズバァッ!!

愛紗「えっ? 」

謎の攻撃が愛紗の心臓を貫いたのだった。

愛紗「ぐふっ!? 」

ばたんっ!!

そして愛紗が倒れると同時に

一刀「愛紗!? 」

桃香「愛紗ちゃん!? 」

皆が騒ぎ出した。

一刀「何てこった!?愛紗のおっぱいに傷が!? 」

桃香「一刀くん!! 」

今はそんなことにショックを受けている場合ではない

桃香「愛紗ちゃん、大丈夫!? 」

心臓を傷つかれて生きているはずがない

すると

シュパンッ!!

一刀「なっ!? 」

突然愛紗の体が消え

『チームウェレス所属 関羽愛紗選手脱落』

愛紗の脱落が宣言された。

一刀「バカな!?愛紗は場外に落ちたり、光の柱にも当たってないんだぞ!? 」

確かに脱落するのはおかしい

するとその時

『それがおかしくないんだよね 』

何処から聞こえてきたのかわからないが謎の声が聞こえてきた。

八雲「何ですかこの声は!? 」

吉音「何処から聞こえてくるの!? 」

辺りを探す皆であったが何処にも姿はない

『俺はエレメントナイツの一人・ゴールドナイト。俺の姿を見つけようったって見つけられるはずがないさ 』

すると

仮面シャドー「(先程の攻撃、そして今の会話からして…) 」

チャキッ…

仮面シャドー「そこだ!! 」

シュシュッ!!

ゴールドナイトの位置を割り出した仮面シャドーは手裏剣を投げるが

すかっ!!

仮面シャドー「なぬっ!? 」

そこにゴールドナイトはいなかった。

『惜しい惜しい。だけどそこに俺はいないよ 』

仮面シャドー「くっ!? 」

小馬鹿にされる仮面シャドー

桃香「ちょっと待って!?さっき言った『愛紗ちゃんが脱落したのはおかしくない』ってどういうことですか? 」

久遠「こんな時に何を聞いておるのだ! 」

桃香「だって知りたかったから 」

知りたがる

桃香にしては珍しかった。

『特別に教えてやるよ。俺は光を司るエレメントナイツでな俺の光は食らうと脱落させる光と同じ効果を持つのさ 』

べらべらと話すゴールドナイトであったが

仮面シャドー「(そうか!) 」

どうやら少し話しすぎてしまったようであった。

仮面シャドー「皆、少しばかり息を止めてくれ 」

剣丞「えっ? 」

するとシャドーは

仮面シャドー「ゴールドナイトよ、これならどうだ!! 」

ぼわあぁんっ!!

懐から煙玉を取り出し、地面に投げつけて爆発させた。

一刀「けほっ!?いきなり何するんだよ!? 」

仮面シャドー「回りをよく見よ 」

シャドーに言われ、辺りをよく見てみると

キラッ!

一刀「何だあれ? 」

何かがきらりと光った瞬間

スパッ!!

仮面シャドーが光ったものを切り裂いた。

一刀「お前、一体何を!? 」

仮面シャドー「よく見よ 」

スッ!

シャドーは切り裂いたものを皆に見せると

久遠「これは玻璃(はり・ガラス)か? 」

八雲「まさか!? 」

仮面シャドー「そう。ゴールドナイトは光を司るエレメントナイツ。奴はこのガラスから攻撃を繰り出していたのだ 」

さすがは仮面シャドーである。

桃香「シャドーさんってすごいね! 」

一刀「けっ!あんなの俺にだって時間があればわかるっての 」

馬鹿な一刀ではどれだけ時間が必要なのかわからない

皆が安心したその瞬間

キラッ!

ビュンッ!!

桃香「えっ? 」

突然桃香の背後から光の一撃が放たれたその時!

シュバッ!!

ドンッ!!

桃香「きゃっ!? 」

いきなり桃香は突き飛ばされた。

誰にかというと…

桃香「あ…葵ちゃん!? 」

目を覚ました葵によって桃香は突き飛ばされ助かった。

だが

ズバァッ!!

葵「ぐふっ!? 」

桃香の代わりに葵が攻撃を食らってしまったのだった。

仮面シャドー「馬鹿な!?葵、しっかりしろ!! 」

自分の考えは間違っていなかったはず

なのに何故光の一撃が繰り出されたのか!?

その答えは…

『惜しかったねぇ、でも誰がガラスは一つだって言ったんだい? 』

そう。実はもう一つガラスが仕掛けられていたのだ。

仮面シャドー「俺としたことが油断した!?大丈夫か葵!! 」

葵を抱き起こす仮面シャドー

すると

葵「あ…あんたは間違ってなんかない。全ては私が勝手にやったことだしね… 」

仮面シャドー「葵!! 」

桃香「葵ちゃん!!何で役立たずの私なんかを!? 」

葵「と…桃香様は役立たずなんかではありません。あなたが役に立つ時が必ず来ます… 」

そう最後に言い残し

シュパンッ!!

葵の体は消滅してしまった。

仮面シャドー「葵っ!!葵ーっ!! 」

桃香「葵ちゃん!? 」

葵が倒されたことを悲しむ仮面シャドーと桃香

だが

『おやおや、仲間一人が消えたくらいでそんなに悲しむだなんて、なら多くの仲間が消えたらどうなるのかな? 』

ゴールドナイトがそう言った瞬間!

『海獣海賊団所属 ホージロ・シャーク選手、ソー・シャーク選手、ガンガゼ選手脱落』

『海獣海賊団全員脱落により消去されます』

空間の中で倒され、そのまま出られなくなってしまった海獣海賊団が全員脱落なのは当たり前なのだが

『グレートシャドーズ所属 氷堂葵選手、土門玲選手、水希茜選手、木瑠零奈選手脱落』

仮面シャドー「なぬっ!? 」

葵の他のグレートシャドーズの面々も脱落してしまったのだ。

『どうやら俺の仲間がちょうど残りの奴らを脱落させたようだな。そしてこの後の展開がわかるか? 』

この後の展開

それは…

『グレートシャドーズ全員脱落により消去されます』

グレートシャドーズの面々に対する記憶が消されるのだった。
 
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