劇場版 真・恋姫†無双 曹魏の魔法使い 魔法大乱
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魔法世界到着!一刀を救出せよ
ヨナルデ率いる黒装束達に拐われてしまった一刀
そして一刀の行方が魔法世界にいることがわかり、外史世界にいた魔法使い六人と華琳達六人が一刀を救出しに魔法世界に向かうのだった。
ブゥンッ…
エレナ「無事に着いたようですね 」
念には念を入れ、悪魔族が待ち構えているのを考えていたエレナであったがどうやら考えすぎであったようだ。
そして空間魔法によってエレナが出てくると同時に
魔法教皇「エレナーっ!! 」
エレナ「お…御爺様!? 」
バッ!
エレナの祖父であり魔法教皇でもあるキンバルツ・ウィザリーがエレナに飛びかかったその時!
スッ…
華琳「えっ? 」
魔法教皇「えっ? 」
エレナの次に通ってきた華琳に魔法教皇が飛びかかりそうになった瞬間
春蘭・桂花『こんのぉーっ!! 』
ドカァッ!!☆ミ
魔法教皇「がはぁっ!? 」
華琳の危機を察した春蘭と桂花がいきなり現れ魔法教皇をぶっ飛ばした。
春蘭「貴様ーっ!!華琳様に抱きつこうとするとは無礼なぁーっ!! 」
桂花「これだから男ってのは野蛮なのよ!! 」
ドカドカッ!!
魔法教皇「ぎえぇっ!? 」
魔法教皇を容赦なくボコる春蘭と桂花であったが
マリア「あんた達、何やってるのよ!?その人はあっちの世界でいう華琳さんにあたる人物なのよ!? 」
確かに魔法世界で一番偉いとされる魔法教皇は立場的には魏の王である華琳のようなもの
桂花「えっ!? 」
その意味を理解した桂花は動きを止めるが
春蘭「こいつが華琳様だと、ふざけるな!華琳様はこんなじいさんではない! 」
ドカッ!!☆ミ
魔法教皇「ぐぅっ!? 」
意味を間違えて考えた春蘭はもう一発魔法教皇を殴るのだった。
それから少しして
華琳「私の部下が申し訳なかったわ 」
魔法教皇に対して頭を下げる華琳
魔法教皇「いやいや、誰だって間違いはあることだし構わぬよ 」
自分から飛びかかったことが原因で殴られたことを理解している魔法教皇は華琳達を許すのだった。
アンソニー「なら俺も謝れば殴っても許して… 」
マリア「あんたがやれば手打ち確実だけど、それでいいならやりなさい 」
アンソニー「し…しません!? 」
※手打ち…首を斬ること
命が惜しいアンソニーは殴るのをやめた。
ちなみに外史の世界から魔法世界にやってきた六人のメンバーは
華琳、春蘭、桂花、凪、霞、風の六人である
この六人の中に秋蘭がいないのは魏で唯一華琳の留守を任せられる程の人物だからであり、凪、風、霞に至ってはクジにより決められた。
エレナ「それより御爺様、お話があります 」
魔法教皇「わかっている。悪魔界に行きたいのだろう 」
魔法使いが悪魔界へ向かうのは禁止されており、向かう際には魔法教皇の許可がなければ討伐も救援もできないのだが
魔法教皇「ダメだ!! 」
あっさり断られてしまった。
エレナ「何故ですか!?悪魔界には北郷一刀が… 」
魔法教皇「だからこそだ!あんな奴一人を助けるために軍を動かすわけにはいかぬ! 」
春蘭「貴様… 」
魔法教皇に怒鳴ろうとする春蘭であったが
華琳「やめなさい春蘭! 」
春蘭「華琳様…!? 」
華琳が春蘭を制止させた。
華琳「一人を助けるために軍を動かすわけにはいかない。確かにあなたの言う通りね。皆、こんなとこにいても何もできないから他へ行きましょう 」
スッ!
マリア「ちょっと華琳さん!? 」
華琳一人で行かせるわけにはいかず、皆は華琳について部屋から出ていった。
その後
魔法教皇「あの者、なかなかの知恵者のようじゃな 」
そして
華琳「エレナ、あの魔法教皇って人、はっきり物事を言わない性格でしょ? 」
エレナ「えっ?どういうことです? 」
華琳「魔法教皇は軍を動かせないと言ったのよ。なら軍じゃなく小隊ならば悪魔界とやらに行ってもいいと言ったのよ 」
エレナ「あっ! 」
華琳の言う通りだったりする。
桂花「さすがは華琳様です! 」
春蘭「?。どういうことだ? 」
華琳「とにかく向かえるのは私達だけということよ 」
魔法使いと華琳達を合わせた十二人…
?「ボクもいるよ! 」
すると
華琳「ライラ! 」
華琳達の前にライラが現れた。
ライラ
スタイル抜群の悪魔族の上級サキュバス
魅了系の魔法が得意だが一刀には効かなかったことから一刀に惚れてしまった。
ライラ「悪魔界からダーリンの気配を感じるんだよね。ダーリンを救うためならボクは何処へだって行くよ! 」
確かにライラは戦力もあるし、悪魔族なため悪魔界への入り方も知っていた。
華琳「わかった。ライラ、あなたも来なさい 」
ライラ「ありがとね華琳ちゃん 」
こうして華琳達+魔法使い六人にライラが加わった小隊となり一刀を救出しに悪魔界へ向かうことになったのだった。
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