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ヘタリア学園

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第七千六百十一話  審議は順調

第七千六百十一話  審議は順調
 フランス国会での親御さんの呼び方についての議論は進んでいきます、ですがその進展具合についてです。
 フランスはイギリスに項垂れて言いました。
「駄目だ、順調だよ」
「ああ、同性婚でかよ」
「親御さんの名前どうするかってことでな」
「ダブルライダーになったんだな」
「親一、親二ってな」
「何かダブルライダーどころかな」
 ここでこう言ったイギリスでした。
「ネズコンドルに思えてきたな」
「ゲルショッカーの怪人だな」
「カナリコブラと一緒に出て来たな」
 こっちはカナリコブラ改もあります、ただどっちの怪人も同じ個体を改造したものだったので別人ではなかったです。
「あの怪人かよ」
「そっちに思えてきてないか?」
「それは考えないことにしてたんだよ」
 フランスにしてもです。
「けれどな、言われてみるとな」
「そうも思えるか」
「ああ、しかもそれで話がまとまってるしな」
 国会審議は順調です、それでフランスも言うのでした。


第七千六百十一話   完


               2019・2・28
 
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