ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。ページ下へ移動

< 前ページ次ページ > 目次

第七千五百三十三話　　昔はまずかったけれど

第七千五百三十三話　　昔はまずかったけれど
　イタリア軍はお料理が美味しいことではフランス軍と匹敵する高評価の軍隊です、ですがレーションについては。
「今一つだったな」
「うん、大戦中はね」
　イタリアもフランスに否定せずに答えます。
「評判悪かったんだよね」
「そうだったよな」
「けれどそれがね」
「今じゃ違うよな」
「それは食べて確かめてね」
　実際にとです、こう言ってです。
　イタリアは各国にレーションを出しました、それで各国は食べてみましたが。
「あっ、これはな」
「美味しいよね」
「ああ、味もいいしな」
　フランスは食べてみてからイタリアにお話します。
「栄養バランスもいいよな」
「そうだよね」
「本当に考えて作ったんだな」
「そうなんだ、俺の国民の人達御飯がまずいと士気が落ちるから」
　ただでさ言われている軍隊なのにです。
「レーションも美味しくないとね」
「そうだよな」
　フランスも頷きます、この辺りイタリアも考えているのです。

第七千五百三十三話　　　完

　　　　　　　　　　　　　　　２０１９・１・２０

< 前ページ次ページ > 目次

ページ上へ戻る

全て感想を見る：感想一覧

ヘタリア学園

第七千五百三十三話 昔はまずかったけれど

第七千五百三十三話　　昔はまずかったけれど