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新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
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火星軍の性能評価実験

1983年六月一日、その日、アメリカ軍と政府並びに各企業のトップ達は火星政府が火星軍で使われている。

火星軍の装備の一部ではあったが、正式に取引をして入手した、量産型ガンタンク・量産型ガンキヤノンと61式戦車、ミディア級輸送機などの、性能実験を始めようとしていたのだ。


確かに売りに出されている性能表を見る限りでも十分すぎるほど、支援能力、砲撃能力もさらには輸送能力、戦車すらも圧倒的に火星軍の、技術で作った、機体は圧倒的に戦術機すらも凌駕はしていたが。


だが結局は所詮はデータでしかないのだ、保守派の軍人や政治家、財界連中にしてみれば、あり得ない性能表は嘘だと思い込んでいたが。


そう現実を見るまでは、


ガンキャノンの砲撃能力は圧倒的だった、特に武装で両肩についている240mmキャノン砲2門の攻撃能力は、BETAの死骸である、突撃級や要塞級をたった一撃で倒せる威力であると証明してしまったのだ。

両手に装備している、マシンガン系統は戦術機のマシンガンでも装備は可能なのだ、МS用のマシンガンは威力は強いが、弾の段数としてはたったの両方合わせて 2000発しかない、確かに中距離用として、使われるМSとしては優秀であったが、数をそろえないと使えないとアメリカ側は判断するしかなった。


ガンタンクもその設計思想から、支援砲撃用として作られているのは誰の目からも明らかであったし。

なによりもタンクの武装も、120mm低反動キャノン砲2門、が普通に装備させているのだ、

下手すると、戦艦クラスの砲撃能力を、持ったタンク、が弾が切れるまでは支援できるということであった、 しかも弾の数は両肩合わせて60発もあるのだ、 


腕は完全に小型級を想定しているのか、二通りあり、一つは完全に腕までも武装しているパターンと、

もう一つは戦術機らしき腕を装備したタイプであった、逆にいえば、戦術機タイプの腕を装備していた。タンクタイプは、同じく戦術機の武装も扱えるということでもあった、


しかもだ、タンクに搭載されているセンサーの有効半径は【6,000m】なのだ、 普通に丘に上がった巡洋艦と同じか、それ以上のセンサーと、レーダーを有している支援砲撃用のМSと言えた。

その砲撃能力は、本当に圧倒的で、要塞級も、突撃級も、タンク級も、何もかも粉砕できる、ほどの威力を有している、砲撃能力がアメリカ側に、してみても、火星軍と政府に対して、契約を破るとかそのような裏工作ができる状況では、ないとようやく、分かったのだ。


しかもだ、日本のような名前の61式戦車は、既存のアメリカ陸軍が保有している、どの戦車よりも、圧倒的にスペックが上であり、たった3人で扱えることや、既存の戦車兵をそのまま機種転換の。

時間が大幅に、削減されるという、メリットも存在していたのだ。


あとはミディア級郵送機、ではあったが、アメリカ軍が有している輸送機よりも圧倒的にペイロードがあり、これ3機分で、1個空母軌機動艦隊の、補給が一度にできる量を運べるうえに、コンテナ式のために。

特にだ、軍隊としては、どのような場所でも、物資を運べるという、最大限の利点が存在していたのだ。

これほどの技術で作られた兵器であったが、火星政府と、これらを取引する時には、実質型落ち機であり、



戦車に至っては、すでに、戦車の最新機種があるために、この古い機種は、大量生産した上で、性能もモンキーモデルはないタイプで、地球側の国家すべてに売ることが決まっていると。

取引の時にサトシ中将の口から出た言葉であった。 


さすがにМS系統はすべてがモンキータイプにはなっている、ほかに売りに出しているタイプはすべて、ビーム兵器が使えないタイプとなっているために、ビーム兵器の技術は元から入ってはいないのだ。

だからこそアメリカはその資金と今まで開発していた、戦術機のデータと、最新型の戦術機のすべてと引き換えに、ガンキャノン60機・ガンタンク60機・61式戦車100両・ミディア輸送機10機となんとか交換したのだから。


だか当然そんなことを、すればアメリカ国内で反発があるのは、分かりきっていたのだ。

だからこそ大手の戦術機メイカーと軍事部門と政治部門の連中も呼び出した上でエリア88で試射などを、何度も繰り返し行っていたのだから。

「あああ、こんな砲撃力を持たせた支援型や中距離型がいる、戦場では、我々が開発している次世代型のステルス機の戦術機など、無駄でしょう」


アメリカ軍や政府としては、いち早くステルス機を作りたいと、思っているが、今は違っていた、

このようなレーダーなどを普通に持つのがMSなのだ、つまりいくら自国でステルス機を作ったとしても、火星軍や政府の施設を襲撃、したりして、軍事技術や人を、拉致監禁などは、実質できないと言えた。


そうして、オルタ計画で一度はとんざしてしまった、あのバカでかい鉄の要塞再計画までも含めて色々とアメリカ内部で、さまざまな派閥が生まれてはいた。


実際に火星軍と政府は、このアメリカの混乱は、実際にはよかったのだ、そうでなければ、だれが好き好んで、G弾の開発を進める可能性が高い、技術が含まれる、МSなどを、政治的判断としても、好き好んでアメリカに売る必要性が、なかったからだ。


だが、現状の地球のBETAの勢力は本当の歴史では、とっくに西ドイツ側国境付でBETAの軍勢と東西の双方のドイツの戦術機が戦っているはずだったが。


だが、ここでは、さすがに先の戦いでBETA側も消耗が激しいのか、近くハイヴからは一向にBETAの軍勢が出てこなかったのだ。


これにより、ĒU各国は火星軍と政府に借金をしても、ガンタンクと61式戦車の大量購入が入っていた、


双方合わせて10000は超える量の数ではあったが、元々ルナツー要塞で生産していた、物資もあったために、最前線では特に、戦車や戦車に近い感覚で、使えるガンタンクに乗り換える、戦車兵士が後をたたなかった。


これは地球連邦軍の時代でもいえたことであったが、ガンタンクは量産化が成功してしまえば、戦車兵をそこに機種転換作業の時間が一番かからない、ほど簡単なタイプとなっていた。


こうして火星軍と政府の、テコ入れで、地球側の前線部隊の装備は、ある程度の物資の備蓄を含めて、
戦力の回復を果たしていたのだ。



一方では火星軍と政府に最初に協力した、日本とインド側の戦力はある意味では、色々と充実はしていたのだ。





















 
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