デジモンワールド Re:ミラクルディスティニー Realize
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新たな物語
《第二章》「エラーの物語」
メモリー7. 迷子のオフモン ここどこでオフゥ?
~RW(リアルワールド)~
日が暮れ始めてきて空が紅色に染まりつつある。
オンモンの弟分であるオフモンを探すことはいいのだがまずは手がかりを聞かないとな・・・。
タクミ「そういえば・・・オフモンってどんな容姿なの?」
オンモン「帽子をかぶっていて、コートを着ている・・・あとは、口癖が{オフゥ}だから意外とすぐわかると思うぜ。」
一応情報としては怪しい男の人を想像してしまった・・・オフモンってアプモン、怖くなければいいんだけど・・・。
~RW サイバーアリーナ~
とりあえず、DW(デジタルワールド)とRW(リアルワールド)を結び目にしているサイバーアリーナなら意外と情報が入ってくるかもしれない。
すこし、ここでオフモンの捜索を開始しましょうか・・・。
タクミ「にしても、未だにここがRW(リアルワールド)だとは感じにくいなぁ(^_^;)」
「それもそうだよ。だってここは一応境目なわけだしね♪」
ふと振り向くとそこには僕のパートナーデジモンであるブイモンがいた。
ブイモンは今、イグドラシルとその他の暴走(主に自分たちだが・・・)によって崩壊しかけたDW(デジタルワールド)の修復の手伝いをしている。その為、外部との連絡線が繋がるようにここのサイバーアリーナがあるようなもので、サイバーアリーナがあるおかげで修復の速度は早いそうだ。
タクミ「ブイモン!!今日は一体どうしたの?」
ブイモン「ん~・・・。ちょっとした依頼を受けてこっちに来た感じかな?あっでも、内容までは機密事項なんでそこのところよろしく!」
タクミ「そうゆうなよぉ。。。せめてせめて、って。そうしてる場合じゃなかったな(^_^;)」
ふと、仕事から脱線するところであった・・・。
オンモン「コイツについて、何か知らねぇか?デジモンさんよ!」
オンモンがブイモンに向かって問いかける。これだから最近の。。。
タクミ「いやいや、そこまで都合よく・・・」
ブイモン「うん。いるよ?DW(デジタルワールド)に。」
タクミ「(゜д゜)まじかにゃ!!」 オンモン「なぜDWに!?」
タクミ「オンモン?なぜ疑問に思うの?」
オンモン「えっと。それは・・・」
オンモンから詳しく話を聞くと、どうやら何かの空間から亜空間へと移動してしまっているようで、RWとは違う世界線からDWに来てしまったのかもしれないそうだ。
オンモン「でも、今はそれは関係ないことだろ!!だから早く探しに行こうぜ!!」
タクミ「う~ん・・・でもちょっと、少し考えさせてくれない?」
今まではRWからDWへと行くことができまたその逆もできていたがアプモンという存在ができてしまっていることでどこかしらの世界が交わってしまったのではないのだろうか・・・
だとするとそれを注意深く見てしまうのが{イグドラシル}とか{今回の黒幕}だとかだろう。
・・・。まぁ、DWにオフモンがいなかった時に改めてアプモン世界に聞いてみるとしよう。
タクミ「やっぱりごめん、なんでもないよ・・・論理的結論として無問題。」
オンモン「そんなことより、ブイモン・・・だっけ?オフモンのところまで連れてってくれ!!」
タクミ「いや、まってまって。ブイモンはDWにいるといっただけで・・・」
ブイモン「うん。居場所くらいならわかるかも?」
オンモン「ブイモン優秀だな!?」
タクミ「よし!ブイモン連れてってくれ!!」
ブイモン「うん。お安い御用だよ♪」
~DW 商店街エリア~
「うぅ・・・迷ったでオフ。アプモンじゃないみんながいっぱいでオフゥ・・・。」
道端をトボトボと歩いているアプモンがいる。
タクミ「えっと。ここら辺にいるの?」
ブイモン「うん。多分いる・・・っていたぁ!!あそこ!!」
ブイモンが指し示した方にいたのはブイモンより少し小さくて今にも泣きそうな顔をした可愛げのあるアプモンだった。
オンモン「やっと、見つけたぞ!オフモン。もう、心配かけやがってよ!!」
オフモン「兄ちゃん。・・・ごめんなさいでオフ。迷子になっちゃって・・・。」
少し涙をこらえながらオフモンは言う。
タクミ「いやぁ、これにて一件りゃく着だね♪」
ブイモン「タクミ・・・噛んだよ、いま。」
オフモンを見つけてひと段落した僕たちは家に帰ることにしたが・・・。
僕らが家に帰るまでが一番大変だったのかもしれない。
メモリー7. fin.
後書き
今回は時間がないので次回予告だけ!!
次回は家に帰るまでに起きた事件!!戦闘か!?お笑いか!?それとも平和的解決か!?
すべてがネタばらしになっても知らないよ!!
次回メモリー8. 迷い道 暗い道
身体を暖かくして待っててくださいね。
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