| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千三百八十一話  小さな細工

第七千三百八十一話  小さな細工
 中国はイタリアとドイツを今度は細工もののコーナーに案内しました、すると扇や陶芸品があって。
 しかも米粒に絵を描いたものもあります、イタリアはそういったものを見て中国自身に言いました。
「こういうのもだよね」
「僕あるな」
「うん、見ていて惚れ惚れするよ」
「誰でも造れるものではないあるが」
「中国の文化の一つだね」
「そうある」
 中国は見事な陶器を見つつお話します。
「この万歴赤絵もあるよ」
「有名な陶芸品だな」
 ドイツは万歴赤絵と聞いて真剣なお顔になりました。
「それも出してきたか」
「日本の志賀直哉さんの作品でも出ていたあるな」
「うむ、題名がそのままでな」
「これは是非と思って出したある」
「見事なものだ」
「しかもこれだけではないあるよ」
 今度は水墨画を見て言う中国でした、この国らしくこれはという切り札を幾つも出してきています。


第七千三百八十一話   完


                 2018・11・5
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧