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ヘタリア学園

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第七千三百二十七話  欧州の面々は

第七千三百二十七話  欧州の面々は
 太平洋の面々が校舎一階と自分達が持っているあらゆる部活で文化祭の活動をするのに対して欧州の面々はといいますと。
 ドイツがです、イギリスとフランスとイタリア兄弟そしてスペインを集めてそのうえでこう言いました。
「俺達のスペースはどうするか」
「それだよね」
 イタリアがドイツに応えました。
「日本達は凄いスペース取って部活もだけれど」
「俺達はそこまでのスペースはいらないからな」
「そうだよね、人口の関係でも」
「そうだ、それで場所だが」
 それはといいますと。
「俺が思うに体育館を五等分するか」
「それでいいんじゃねえか?」
 イギリスはドイツの提案に最初に賛成しました。
「フランスが反対する前に言うぜ」
「俺は反対するつもりだったけれどな」
 それでもと言うフランスでした。
「けれどそれを言うか?」
「ここで反対とか言うと話が長引くだろ」
 だから言ったというのです、流石にイギリスはフランスのことをよくわかっています。


第七千三百二十七話   完


                 2018・10・9
 
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